無駄な努力していませんか？

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日今日とウチのお店がある地域では
夏祭りを開催しています。

夏祭りと言っても
一般的ないわゆるお祭りではなく
文化祭的な感じのお祭りです。

そして私の地域ではテキ屋が出ません。
隣町のお祭りもテキ屋が出ません。
地元の警察署の管轄内は全てテキ屋締め出しで
その代わりに一般のお店が
市役所に申し込みをして模擬店のようなものを出しています。

でもやはりそれでは盛り上がりに欠けるんですね。
模擬店も本職があって
お祭りの日だけのイベントっぽい感覚で
やっているからかダラッとした空気。
売上などは本職でそれなりになっているからか
売れても売れなくても
自分たちが楽しければいいみたいな感じ。
これでは盛り上がる訳もありません。

では、なぜテキ屋を締め出したか？
表向きには治安維持だと言っていますが
私は裏に本当の思惑があるのだと思っています。

その本当の理由はあくまで私の推測ですが
地元の商店にお店を出させて
地元のお金を地元で回すように
そういった思惑でなされた事だと思っています。

でもウチのお店に来るお客様のほとんどが
「テキ屋じゃないからつまらないから行かない」
と言っているのです。

これって本末転倒だと思いませんか？
外部を締め出して自分達だけ
美味しい思いをしようとして
結果的に参加者が減って
収入が減る。
しかも当の本人たちはその事実に気付いていない。
一番やってはいけない事だと思います。

どうしたらお金が出ていかなくなるか
に頭を一生懸命使っても
いい結果にはつながりません。

それならテキ屋さんを呼んで
参加者を増やして
自分たちは自分たちで企業努力をして
テキ屋さんからお客を奪うくらいの
気持ちでやればお祭り自体も盛り上がり
結果的にテキ屋さんを呼ばないよりも
売上がよくなる可能性もあります。

市をあげて努力の仕方を間違えている。
だからうまく行かないのです。

あなたのお店でも努力の仕方を間違えていませんか？
節約などは勿論経営にとっては必要不可欠です。

サービスや付加価値ももちろん大事です。

でも今の世の中、美容業界だけではなく
全ての業種で付加価値やサービスは
山盛りに付けるクセに
その本業のクオリティを上げる努力を
していないように感じます。

本業、美容室でいえば
お客様の今現在の髪の悩みを解消し
その上で似合う、手入れのしやすいスタイルを
提供する。

その部分をおざなりにして
やれマッサージだ、ドリンクだ
ネイルだ、エステだ
と言ってもやはりお客様は満足しないわけです。

本当に大事な部分を見間違えないように
努力の仕方を間違えないようにしましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

追伸
正しい努力の仕方、
結果の出る利益の出し方は
コチラをチェックしてみて下さい。
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2015年7月26日（11:44 AM） | カテゴリー：売上が上がらない理由