あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
同じ売上でも質を変える その2
From会社の事務所より
おはようございます。
能重です。
昨日は単価の低いお客様と高いお客様で
対応を変えるというお話をしましたが
色々な質問を頂いたので
もう少し掘り下げて話をしたいと思います。
これは単価の低い人は無下に
単価の高い人を手厚く対応しろ
と言う意味ではありません。
単価が低い方に色々進めて
単価をあげろという事でもありません。
じゃあ何しろっていうんだ?
ハッキリ言います。
特に何もしなくていいんです。
は?それじゃ売上上がらないじゃん!
と思わないでください。
この場合、単価の高い人には手厚く
単価の低い人は無下に
単価の低い人に色々進める
などの行動は、相手(お客様)の
行動に対してこちらが行動を変える
と言うやり方。
これではダメなのです。
そうではなくお客様の意見、行動を
そのまま受け入れて
コチラはコチラでブレずに行動していく
これが大事なんです。
この時の1つの軸になるのが
「時間対効果」です。
よく聞くのは費用対効果だと思います。
チラシなどの販促物に掛けた費用に対して
いくら儲かったか?と言う計算をして
売上を上げていく考え方です。
それに比べて時間対効果は
例えば1時間なら1時間で
その限られた時間の中で
いくら稼ぎを出すか?
という考え方です。
例えば1日の売上10万円として
同じ10万円を売り上げるにしても
スタッフ全員お昼休憩を取れずに
がむしゃらに働いて10万円なのか
それとも手を早めて短い時間で仕事をこなし
ゆっくり休憩を取りながらの結果で
1日10万円なのか?
同じ売上10万円でも
内容は全く異なります。
誰もが休憩を取りながら
ゆとりのある10万円の方がいいですよね?
どのお店も「手を早めて素早い仕事を」
とスタッフに指示を出していると思いますが
そのほとんどを間違えています。
急ぐという事は間違っていないのですが
急ぐところを間違えているのです。
技術、施術を急ぐとクオリティーが落ちます。
でも皆そこを急げと言います。
冷静に他のスタッフの動きを観察してみて下さい。
本当に急がなければいけない場所が
多々あります。
私がよく「遅いなぁ」と思うポイントは
メニューの切り替えの時期です。
例えばカットが終わってカラーやパーマの準備をする時
クロスやタオルを変えたり
トリートメントを着けたりしている時
ロッドの準備、カラー剤の調合をしている時。
パーマが巻き終わって薬を着ける為に
ピンやターバンをしている時
この部分ってちょっと気が抜けて
ものすごくまったり作業している事が多いです。
本来は施術はしっかり丁寧に。
仕上がりに変化が出ない作業は超ダッシュで。
これが仕上がりのクオリティーを落とさずに
お客様が店内にいる時間を短くするポイントです。
ぜひあなたもスタッフの行動を
確認してみて下さい。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
追伸
毎日流してしまっている
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そんなポイントをクローズアップ
詳しくはこちらをチェックしてみて下さい。
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2015年8月17日(12:43 PM) | カテゴリー:経営者のやるべき事
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