あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
お客様の言いなりにならない
From支店の事務所より
おはようございます。
能重です。
昨日は秋分の日でした。
秋分の日、1年で2回
昼と夜の時間が同じになる日です。
(実際にはちょっと昼の方が長いらしいのですが)
だからなんで祭日なんだろう、という感じなのですが
もう前から当たり前にそういうもんなんです。
と言われると人は信じる傾向にあります。
例えば私はラーメンが好きで
ラーメン屋さんに行くのですが
一昔前はお店に入ったら席に通され
メニューを見て注文するというのが
当たり前のスタイルだったのですが
数年前から入店してすぐに
券売機があって食券を買って
店員さんに渡すという注文スタイルも
主流になってきております。
知り合いのラーメン店経営者の話では
あの券売機1台入れるだけで
初期投資は掛かるそうですが
その後のランニングコストを考えると
ものすごくいい点が多いそうです。
まず注文を聞かなくていい
人と人とのお金のやり取りがないから
間違いがない
注文の聞き間違いがない
人件費が浮く
注文や会計の時に1度手を止めなくていいから
作る作業に集中できる
など多数の利点があるそうです。
ですがまだ券売機のシステムが導入されて
間もない頃、入店して席に着いて
店員さんが注文を聞きに来るのを待っていたら
「食券を買ってください」と言われました。
「え、何それ」という感じだったのですが
それがどんどん主流になり
今では当たり前で何の疑いもなく
普通に券売機を探しますし
そこで買って食券を店員さんに渡します。
これってお店側がお客様を教育している
という事なんです。
今までは、他のお店はどうかわかりませんが
うちではこういう形でやらせてもらっています。
という事をチラシなりPOPなり
口頭なりで伝え続けていく事で
お客様を教育していきます。
それは自分たちが仕事をやりやすくする為
お客様に居心地の良い環境を提供する為には
絶対に必要な事なんです。
ウチのお店は朝9時半オープンなのですが
9時半の予約の方が9時15分くらいに
来店されました。
ですがウチは9時半になるまで
入口のカギを閉めて
ロールカーテンを下して
入れない状況にしています。
それは朝の準備だったり掃除だったりを
する為なのですが、もしそこで
15分にお客様をお店に入れてしまったら
次回はたぶん10分に来るでしょう
更に9時に来てちょっとでも早くやってもらって
早く帰りたいと言い出すでしょう。
そうなれば準備は満足にできず
気持ちのリセットもできないまま
仕事に入っていく事になります。
そうなればその朝一の人はいいかもしれませんが
その後に来たお客様にとっては
あまりいい環境ではありません。
だから私は9時半までは
雨だろうがなんだろうが
お店は開けない
「ここはそういうお店なんだ」と
わかってもらうまでやり続ける
それでも、いいお店だからお店に合わせよう
と思ってもらう為に毎日技術・接客・話術の
向上の為に努力をするのです。
あなたのお店の内情・ルールを理解してもらった上で
障害顧客になってもらえるよう
お客様を教育していきましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
追伸
あなたが働きやすく居心地のいい環境を整え
ルールを作っていく方法はこちら
→http://www.no105040.com/support.html
2016年9月23日(10:52 AM) | カテゴリー:経営者のやるべき事
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