あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
断るという選択肢
From支店の事務所より
おはようございます。
能重です。
昨日は比較的お店の方は落ち着いていて
スタッフも私の仕事が溜まっているのを
知っているので
お客様はオレがやるから
仕事片付けちゃってください!
と言ってくれたので
お客様はスタッフに任せ
せかせかと事務仕事を
こなしていました。
ちょっとの間で成長したものです。
さて、新店舗も3ヶ月が過ぎ
だんだん新規客の来店の仕方も
変わってきました。
昨日も新規のお客様が来店したのですが
その時に「あそこのお店上手って
言われたから来ました。」
と言われました。
でもウチのお店は特に
技術が上手いわけでもなんでもないです。
でもなぜそういった有難いお言葉が
頂けるのか?
それは失敗しないからです。
なんかのドラマでもありましたね
「私、失敗しませんから」って
この、技術が上手い下手と
失敗しないというのは
似て非なる物で
ここを勘違いすると
再来になりにくくなったり
指名にならなかったり
口コミなんかも広まらず
紹介などもなくなってしまいます。
上手い下手というのは
個人の価値観です。
1つのスタイルを作って
100人が100人
カッコいいと思うスタイルなんて
存在しません。
だからそこを追い求めても
相手によって反応が変わってしまいます。
ですが失敗するかしないかは
事前のカウンセリングで
いくらでもこちらが
コントロールする事が可能です。
どういう事かというと
傷んでるから切ってください
と言われてバカ正直に
傷んでいる所を切ると
お客様はなんというと思いますか?
お客様は「切られた」というのです。
切ってと言われたから切ったのに
「切られた」さもこちらが失敗したかのような
言われ方をしてしまうのです。
肩下の長さのお客様が
緩いパーマを掛けてくれとご来店
そんな長さでそんな緩さのパーマを掛けたら
ダレるのは美容師であればわかっていますが
それを説明しながらも
パーマを掛けてしまう
案の定ダラダラな仕上がりで掛かっていないと言われる。
こんな状態はどんなお店でもあると思います。
ではこの状況をどう回避していくか?
答えは簡単、「断る」ことです。
出来ない事は出来ないとはっきり言う
もちろんお客様にわかりやすいように
説明を付けてですが。
断った上で、完全にそのスタイルにはならないけど
それ風のスタイルであれば
こういった事をすれば出来るとか
今回は無理だから今回はこうしておいて
次回そうなるようにしていこうとか
別の改善策を提案する。
こうする事によって
今日注文されたスタイルとは
違うスタイルだけど
お客様から了承を得ていれば
失敗にはなりません。
逆にそんな提案までしてもらうのは
初めてだ、と差別化までしてくれます。
出来ない事を無理してやろうとせずに
それをベースにして
今の現状で可能な事を提案していきましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
追伸
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2016年11月19日(10:36 AM) | カテゴリー:売上が上がらない理由,未分類