あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
宝は隣に眠ってる
From支店の事務所より
おはようございます。
能重です。
ここ最近関東では
気持ちのいい晴天が続いています。
ちょっと最近荷物が多くて
車で通勤していたのですが
昨日久しぶりにバイクで
通勤しましたが
やはりバイクは気持ちがいい。
すごく寒いし音楽は聞けないし
たばこは吸えないし
出来ないことだらけですが
それでもやはりバイクは
手放せません。
さて、今日は宝探しの
話をしたいと思います。
埋蔵金や宝くじなどの
当てもない、確率の低いような
話ではなく
もっと身近に実はお宝は
ゴロゴロ眠っている
というお話です。
アフリカのサンダル
というお話を知っていますか?
2人の靴メーカーの経営者がいました。
その経営者は何か新しい事を
立ち上げようと模索していて
そこにあるバイヤーが来て
「アフリカでサンダルを売りませんか?」
と提案をもらいました。
全ての人ではないと思いますが
アフリカの人は靴を履いていません。
そこで経営者Aさんは
誰もはいていないって事はいらないって事だろ
それじゃ商売にならない、と
その話を断りました。
ですがBさんは
誰もはいていないって事は
誰もが買ってくれる可能性がある
とアフリカに進出しました。
結果大当たりで即完売
製造が追いつかないくらい
売れに売れました。
そこでAさんもあとから慌てて
進出しましたがそれはもう後の祭り
ほとんどの人がサンダルを手にしていて
買ったばかりだから今新しい物は
必要ない状態。
結局Aさんの元にはたくさんの在庫が
残りましたとさ。
というお話です。
このお話、どこにポイントがあるか
わかりますか?
それは「知っているか知らないか?」
という部分の予測にあります。
Aさんは自分の知識をベースに考えて
「アフリカの人はサンダルの存在は知っているけど
いらないから履いていないんだろう」と考えた。
ですがBさんはアフリカの人の思考を予測して
「履いていないという事は
まだサンダルの存在が認知されていないのではないか?」
と考えた。
この思考の結果がのちの大きな違いを
生み出したわけです。
ほとんどの人は無意識に
「自分が知っている事なんて
他の人もほとんど知っているだろう」
と思っています。
だから基礎知識が備わっているベースで
話をしてしまうんです。
ですが自分が知っている事なんて
他の人はほとんど知りません。
基礎知識もないから話を聞いても
意味がわからない。
だから結果として売れないのです。
お客様は髪の毛の事なんて
全く知りません。
知っているようで知ったかぶりしてるだけです。
だから全く知らない人に話す
相手の頭の中を予測して
専門用語を使わずに
説明すれば
「そんなメニューがあったなんて
知らなかった、ぜひやりたい」
と注文が入るようになるのです。
相手が全てを知っているうえで
取捨選択していると思っていませんか?
お客様は数少ない知っているメニューから
消去法で選択しています。
だから「こんなのもありますよ」
「あんなことできますよ」
と教えてあげるだけで
注文が増えるのです。
コストを掛けて新しいメニューを
導入するのではなく
今あるメニューをきちんと
紹介していきましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
追伸
ちょっとした話術で売上倍!
そのほうほうはこちら
→http://www.no105040.com/support.html
2016年12月10日(10:43 AM) | カテゴリー:購買心理学
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