努力の仕方を間違えている

From本店の事務所より

おはようございます。
能重です。

今日は１０日ぶりくらいに
本店で仕事をします。

ちょっとした事務仕事だったり
本店のアシスタントの練習を見に
本店に来ることはありますが
仕事をしに来たのは久しぶりです。

そして本店に今月から入社した
新人スタッフとも久しぶりに
一緒に仕事をするので
どんな働きっぷりになっているのか
とても楽しみです。

先日支店の方のスタッフが
「休みの日に甥っ子と横浜に行く」
と言っていたのでお勧めのお店を
数件教えました。

昔一番仲のいい友人が
横浜の中華街で働いていたので
月に２回くらいのペースで遊びに行っていたし
それとは別に今でも２～３か月に１度
横浜に遊びに行くので
それなりに色々なお店を知っています。

だからまずどの辺に行くかを聞いて
その目的地だったら近くにこういう所があるから
ついでに寄ったらいいよとか
ここは是非行ってみた方がいいなど
飲食店３軒と遊ぶ施設１軒を教えたのですが
遊ぶ施設１軒は時間の都合上行けなかったものの
飲食店３軒は全て行ったらしく
中にはおかわりするほど
気に行ったお店もあったようでした。

自分がオススメしたお店が良かったと言われると
非常にうれしい物ですね。

なぜ自分がオススメしたお店が喜ばれると
自分もうれしいかわかりますか？

それは心理学で言う所の
「承認欲求」という物で
人は誰でも他人に認められたい
という願望を持っています。

そして物やお店、知識などを他人に教えて
それによって喜んでもらえると
自分の意見を認められたという
承認欲求が認められて
うれしいという感情が出てきます。

だから私はスタッフやお客様に
自分が知っている事であれば
ありとあらゆる事を教えます。

それで旅先や買い物などで
このお店に行って良かった
これを買ってよかったと言われれば
その人もうれしいでしょうし
私も承認欲求が満たされます。

ですが今まで私は様々な事を
スタッフやお客様に教えていますが
当たり前ですがその教えたお店から
マージンや特典などは一切受け取っていません。

そんなものがなくても
いいお店や商品は紹介するのです。

それが紹介のメカニズムですから。

そのメカニズムを無視して
紹介カードや紹介割引などをやっても
大した効果はないでしょう。

紹介をお客様に一生懸命促しているお店がありますが
それは順番が違うと思います。

日々の営業で精一杯お客様の為に尽くして
他店との差別化を図り
お客様に言い状態になって返ってもらう
その事に全力を尽くして
その上で紹介をしてもらえるように
促していくのであればいいと思うのですが
本業の方は無難にこなして
紹介カードを渡すのは一生懸命
これでは本末転倒です。

それに本当にいいお店であれば
紹介カードなんてなくたって
今回の私のように
勝手に紹介する物です。

お客様にこちらから
「知り合いを紹介して！」というのではなく
思わず紹介したくなるような
「あのお店行ったけどこんなに良かったよ」
と思わず話したくなるような
ネタを持って帰ってもらう努力をしていれば
お客様の方から紹介してもらえるようになります。

そうやって努力の方向を間違えずに
正しい成果を出して行きましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

追伸
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2017年4月5日（10:26 AM） | カテゴリー：新規客を増やして売上を上げる