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能重

・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー

高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー

常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める

そんな意味を込めた

常奉髪心

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2:6:2の法則

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おはようございます。

能重です。

昨日割合の法則のお話が出たので

更についでにもう一つ割合の法則についてのお話。

あなたは2:6:2の法則って知ってますか?

これはスタッフの仕事量のお話です。

例えば総勢100人の組織があったとします。

そこに1つの指示を出します。

そうすると真面目に頑張る人が20人
普通にこなす人が60人
怠ける人が20人になる

という法則です。

あなたの小学校や中学校の時の事を思い出してみて下さい。

1つのクラスでも大体何をやるにもこんな割合ではなかったですか?

そしてもっと不思議な事に、そこから

怠けている人を排除すると

自然と真面目に頑張っている人が4人減り16人
普通にこなす人が48人
普通にこなしてたのに怠けだす人が16人と
また比率が2:6:2になるのです。

ある実験で蟻に巣をつくらせるとやはり同じように
せっせと働いている蟻はわずかに2割
普通に働く蟻が6割
怠ける蟻が2割になります。

そして怠ける蟻を取り除くと
それまで普通に働いていた蟻が
数匹急に働かなくなるのです。

人間だけに限った話ではなく
生き物はある程度まとまった集団になると
必ずこの現象が起きます。
心理的な本能的な作用です。

怠けものを排除してもまた新たな怠け者が出てくる。

ではそれを打破するにはどうしたらいいか?

その答えは上を引っ張り上げる。です。

2割の頑張り屋を褒めて叱って成長させる

そうすると普通に頑張っていた6割が

自然と今よりも上の仕事をしだします。

そうすると怠け者が少し上の仕事

つまり元の普通に頑張っていた人ぐらいの

仕事をするようになるのです。

どうやったって100%の人間が

MAXで仕事をする事は本能的に不可能な事

でも全員が1段レベルアップする事は簡単にできます。

怠け者を教育するには時間と根気が必要です。

でも元々頑張っている人に葉っぱを掛けるのは

そう難しい事ではありません。

あなたのお店はどちらを選びますか?

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