あなたじゃなくていい

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

今時間がなさ過ぎてやばい状況です。
繁盛ゴールド会員向けに
今月の会報誌を執筆しなければいけないし
依頼されている求人文章も作らなければいけない
お店用のブログを６件
毎日更新しなければいけないし
このメールマガジンの記事も書かなければいけない。

そして普通に美容師としても
日々の営業をしながら
経営者として事務の仕事もしなければいけない

これは日々普通にやっている事なんですが
それプラスで新しいセミナーの依頼を
２件ほぼ同時に受けてしまったので
その資料も作らなければいけない。

プライベートで旅行の計画も立てているし
来週末は実家のお祭りなので
実家に帰らなければいけない。

それとは別に月１で参加している
新メニューのセミナーにも
出なければいけないし
夏に入る前にパンクしてしまいそうです。

そろそろスタッフ雇って
もう少し自由になれる時間を
作っていこうかな
と考えています。

それで時間の管理や
事務仕事などを任せる事が出来れば
ロスがなくなるし
次に何をやろうかと
考える時間が短くなるので
作業に集中できる時間が
長くなります。

ほとんどの経営者さんが
スタッフの雇い方に対して
間違った解釈をしています。

スタッフはあなたのお手伝いさんではありません。
スタッフはあなたじゃなくても
同じ結果が出せる仕事を
あなたの代わりにやってくれる人です。

そうやってあなたは自分の仕事を減らして
時間を作りあなたでないと出来ない仕事を
着実にこなしていく事で
お店自体が成長していきます。

私は入客もあまりしませんし
ＰＯＰなどもほとんど作りません。

「えっ、だっていつも販促物作れって言ってるじゃん」
そうです、言っていますが
「私」は作りません。

ウチのお店ではスタッフの方が
私より施術も接客も上手だし
ＰＯＰなどの販促物を作るのも
圧倒的に上手です。

だから私は手を出しません。
私は私が得意な物
人脈や情報を活かして
新たな物を作ったり導入したり
あとは手書きでは作れない
ＰＣ作業などを常にしています。

経営者だから技術も接客も指名数も
全て一番じゃなきゃいけない
そんなの誰が決めたんでしょうか？

じゃあＴＯＹＯＴＡの社長は
車を作るのが一番上手で早くて
営業で販売台数が１番多いのでしょうか？
絶対に違いますよね？

その道のスペシャリストを
あなたのお店の中で作って
その人にその分野においては任せる。

そしてあなたの仕事をどんどん
減らして行って
あなたにしか本当に出来ない事を
あなたがやる事で
全ての歯車が上手に回っていきます。

スタッフに任せられる仕事を
もう一度考え直してみましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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2017年7月14日（10:42 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

仕事の奴隷になるな

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日は丸１日新メニューのセミナーで
頭と体が疲労でいっぱいです。

ですが今週の土曜日は
２年ぶりのライブがあるので
テンションは上がっていて
全然がんばれます。

私は仕事が一番とは
考えていません。

仕事に支配されて
いつも仕事の事を考えて
遊ぶのも寝るのも我慢して
それは本当に楽しいのでしょうか？

昔知り合いの美容室で
友達の結婚式も休みをくれない
という話を聞いたことがあります。

もし普通の仕事で
招待状に欠席と書き返送したら
招待してくれたその友達との
関係はもうそこで終わってしまうでしょう。

行きたい場所にも行けず
やりたい事もやれず
そこまで我慢してやらなければいけない事って
何なんでしょうか？

美容師なんてはっきり言って
労働条件は決して恵まれているとは
思えません。

拘束時間は長いし
給料だってさほど高くない

でも何でやっているかと言ったら
好きだからやっているし
好きだから続ける事が出来ると思います。

でもその好きな仕事のせいで
もっと好きな事が出来なくなったら
その好きな仕事を
嫌いになってしまうかもしれません。

１８年経っても未だに忘れもしませんが
私はアシスタント２年目の時に
１２月２７日にその当時好きだったバンドが
ライブをするという事で
前々からチケットを取りました。

東京ドームで前から４列目
チケットが来たときには
ものすごく興奮した事を
今でも覚えています。

４か月くらい前に
この日用事があるので休ませてください
と当時の店長に頼んだら
年末で忙しいからダメ
と即答で断られました。
普通の平日なのにです。

その時はお客様に触る事なんて
ほとんどなかったし
同じくらいの仕事レベルの
スタッフが他に３人いたので
私が一人抜けた所で
お店の回転にはほとんど差し障りが
ありませんでした。

そして４か月も前に言っているのにダメ
私はそのお店と仕事が
一気に嫌いになりました。

ですが通信だったので
とりあえず卒業するまでは
と思い何とか続けはしましたが
その後は何も言わず
プライベートな用事がある時は
仮病を使い朝電話で休みますと言い
休んでその後に有給に振り替えてください
と言って自由に休みまくっていました。

多分ばれていたと思いますが
そんなの関係ないと思っていました。
だって有給を使うのはこちらの権利ですから。

辞める最後の日に
長い事経営していて
有給を全部使い切ったのは
お前が初めてだ
と言われました。

本当にこの会社を辞めてよかったと思いました。
そして自分がお店をやるのなら
絶対そういったお店にはしないと
固く誓いました。

皆が経営者と同じ温度で仕事はしていません。
仕事より大事な事が他にもたくさんあります。

そしてスタッフはあなたが率先して
休みを取らないと
休みにくいので
あなたも例え用がなかったとしても
休んでください。

そして遊んでください。
遊んで色々な経験や
体験をするだけで
それがお客様への会話のネタにもなります。

でも１日休んだら売上が
ともし思うのであれば
１日休んだくらいで
支払いが滞るのであれば
遅かれ早かれもうだめです。

シッカリ遊んでシッカリ稼ぐ
そのメリハリが出来ている人の所に
お金は集まってきますよ。

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2017年6月21日（10:50 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

ガンは切らなきゃ治らない

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日は私は交代でお休みだったのですが
今日から６月、新しい月の幕開けです。
今月が終わればもう今年の
半分が終わってしまいます。

本当に月日が経つのは早いもので
ボーっとしている間に
どんどん周りは先に行ってしまい
後で焦っても取り返しのつかない事態に
陥っている事も多々あります。

そうならない為にも
常にアンテナを高くして
情報を仕入れ、自分に必要な情報と
そうでない情報を取捨選択して
使える情報を選んだら
後は行動あるのみです。

それだけで売り上げは伸びていくので
あと半月で来る梅雨に向けて
どういった手法で
どういった文章で
縮毛矯正の客数を増やせるかで
売上が上がるかどうかが決まってくるので
どんどん行動に移してください。

さて今日は売上が上がるネタというより
売上を下げない為のネタです。

ウチのお店では
４月いっぱいと先日、５月いっぱいで
２人のスタッフをクビにしました。

１人は体調が悪くなって
２月から来なかったのですが
次のスタッフを取る事も出来ないし
お客様に「あの子はどうしたの？」
と聞かれて説明するのも面倒になって来たし
何より今いるスタッフのモチベーションが下がるので
辞めてもらいました。

もう一人は全くの口だけで
面接時は技術出来ます！と言って
入ってきたにもかかわらず
蓋を開けてみたら何一つ満足に出来ない
このレベルではウチのお店では
お客様からお金を頂く事は出来ない
と判断しアシスタントに降格

その後も特に練習するわけでもなく
他の人のやり方にはケチをつけ
義務は全うしないクセに
権利ばかり主張するようなやつで
周りのスタッフに悪影響だったので
先日やめてもらいました。

ハッキリ言って２か月連続で
２人スタッフが抜けるのは
きついです。

残ってくれているスタッフにも
負担を掛けてしまいます。

ですが自分達が楽をする為に
お客様に迷惑を掛ける訳にはいかないんです。

私はスタッフに常々
「ココはあなたを成長させる為の
学校ではない。
学校は習う側がお金を払っているから
習う側に合わせて教える側が努力するが
ここは私があなたにお金を払っている
だから権利を主張するなら
義務を全うしてから。
話はそれからだ。」
と言っています。

それを理解してくれているスタッフだから
どんどん自分達から進んで仕事を探して
率先して動いてくれます。

そんな人にはこちらも全力でぶつかって
自分達もお客様もお店自体も
良くなるように全力を尽くす。

それが経営者の仕事です。

ダメなスタッフを我慢して雇い続けているのは
ガンをほおっておくのと同じです。

そのガンは他のスタッフやお客様に転移して
どんどん悪くしていきます。
そうなる前にガンは切除しなければいけません。

今の時代、求人を掛けても
中々人は集まりませんが
それでも切らなければいけない時もあります。

それを決断するのがあなたの仕事です。

でも不思議と１人いなくなると
１人入ってくるもんなんです。

ダメなのはどんなに引きずってもダメなので
早い所見切りをつけて
仕切り直しをしていきましょう。

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そんな事言っても求人出してもなかなか・・・
と思ったあなた
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2017年6月1日（10:13 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

あなたがやるべきじゃない

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

今日は今月最後の日曜日です。
あなたのお店の予約状況は
いかがでしょうか？

私のお店の地域は
今日明日とお祭りなので
この週末の売上は
さほど見込めないかな
と考えていますが
じゃあゆっくりしてようか
とはなりません。

常に新しい事や
今までやったことのない事に
取り組み新規客集客や
客単価アップの為に
行動あるのみです。

ぶっちゃけた話
私は美容の仕事をしているよりも
そうした事務仕事や
デスクワークの方が好きなので
お客様をスタッフに任せて
デスクワークに精を出す事の方が
多かったりします。

そして暇になった時に
スタッフにどんどん販促物を
作ってもらいます。

どのお店でも一番忙しいのが
オーナーや店長で
指名も売上も事務仕事も
全て自分が一番で
頑張っている方がいますが
その経営はとても危ういです。

もし今日の帰りに
あなたが事故にあったら
明日からの売上は誰が上げますか？
事務仕事は誰がやりますか？

そこでおみせの全てが
ストップしてしまいます。

それでも借入金の返済や
スタッフの給料、水道光熱費
家賃や材料の支払いなどは
ストップする事はありません。
それはどうやって払っていくのでしょうか？

経営は止まる事のないマラソンなので
一気にドカンと売上を上げる方法よりも
どんなに遅くても構わないから
いかに止まらずに進んでいくか
という方法を考えなけれないけません。

となった時にあなたの両肩に
全てがのしかかっている状態で
あなたがもし転んでしまったら
もうすべてがこけてしまいます。

だから経営者は自分じゃなくても
同じ結果が出る物は
全て人に任せるようにして
自分かこけてもお店自体はこけない
強い力をつけるように
日々トレーニングしていかなければいけません。

それには「やってもらう」しか
方法はありません。

ですがいきなり全部をやってもらおうとしても
やらされる方もどうやっていいかわからないですし
いい結果が出なければ
やっている方もつまらなくなってしまいます。

物には順序という物があります。
そこで未経験の人や
まだ未熟な人にやらせる
一番の販促はＰＯＰです。

ＰＯＰは紙とペンさえあれば
いつでもどこでも始められるし
書く文字数も少ないので
サッと始められます。

絵が書けなければ
パソコンのフリー画像から
プリントアウトして貼ればいい

１時間もあれば作れて
それを貼ってすぐにお客様が
反応してくれます。

やっぱり自分が作った物に対して
お客様が反応してくれれば
嬉しくなってその後は自発的に
作るようになってくれます。

そしてＰＯＰに作りなれてきたら
次は看板、チラシ、サイトと
文章の文字数が多くなる媒体へと
移行していくと
販促物の作成をすべて任せる事が
出来るようになりますよ

スタッフの育成と同時に
売上アップも見込めます。

そうやって自分の時間を確保しながら
スタッフの育成をして
更に売上を上げる為に
どんどん人に頼んでいきましょう。

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2017年5月28日（9:37 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

出来るの境界線はどこ？

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

一昨日から支店の方に
新しいスタッフが入って
空気が変わり新鮮な日々です。

とはいっても年配のベテランなので
さほど教える事もなく
ウチのお店のルールなどだけを
キッチリ仕込んでいるだけなんですが。

でもやはり人に教えるとなると
相手が誤解せずに
ちゃんと受け取ってもらえるように
言葉を選んだり
更に良い物になるように
改善しながら教えたり
むしろその新しい人から
教わったりする事もあります。

自分で勉強するよりも
人に教えている時が
最大の学びになります。

だからウチのお店では
何か一つ出来るか出来ないかの基準は
「その項目が人に教えられるレベルかどうか」
で判断しています。

ただ言われた通りに切れる
言われた色に染められる
と言っただけでは
ウチのお店では出来るにはなりません。

なぜそうやったのか？
同じようにやるには
どうやったらいいかを
相手が出来るようになるように
教える事が出来て
初めてその項目が出来る
という判断をします。

以前スタッフで
面接の時に
「カットもカラーも何でもできます。」
と言って入ってきたは良い物の
蓋を開けてみたらひどい技術だった
スタッフもいます。

でもそのスタッフは決して
嘘をついているわけではなく
自分の基準の中で
出来ると判断していたんだと思います。

例えばあなたは料理は出来ますか？
と聞かれて、インスタントラーメンを
作れるから出来る、と
考える人もいますし
冷蔵庫の中にある残り物で
４～５品作れるくらいじゃないと
出来るとは言えない
と考える人もいます。

人によって出来る出来ないの
基準値が違う物を統一するのは
非常に難しい事なので
それを統一する為に
「人に教えられるレベルで
出来ると見なす」
という基準を作りました。

以前はほとんどの技術を
私が教えていたのですが
それからという物
スタッフがスタッフに
教えるという光景を
よく目にするようになりました。

私も私の時間を
少しでも確保したいので
「出来ると言っている人に聞け」
と振るようになりました。

そうするとどういった事が起こるのか？

私は自分の時間を確保する事が出来て
更に売上を上げたり経営の仕事だったりに
時間を割く事が出来るようになり
教えている側のスタッフは
人に教えているつもりが
自分も改めて復習する事により
更に理解度が増し
教えられたスタッフは
知識を増やし出来る事が増えていく。

そしてスタッフ同士の
コミュニケーションも取れるようになり
店内の空気も良くなります。

皆が生徒で皆が先生
常に教えて教えられて
全員が成長できる環境を
作る事があなたの仕事です。

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2017年5月13日（12:19 PM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

あなたの出る幕じゃない

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日は予定では出勤だったのですが
元々お休みのスタッフが
出勤してくれて
私は代わりにお休みを取る事が出来ました。

ずっとセミナー続きで
交代休みはおろか
お店の定休日でさえ
休めなかったのですが
ようやく本当にゆっくりできる
お休みが取れました。
本当にスタッフには感謝です。

そしてそのセミナーで覚えてきた
新メニューを今日明日の営業後に
スタッフに教える為
全体の練習会を開催します。

ほぼ同時進行で新しいメニューを
２つ覚えていかなければいけないので
スタッフも大変だとは思いますが
そこは努力家のうちのスタッフたち
メチャメチャやってくれる事でしょう。

そしてそれを活かして
更にお客様に良くなっていただき
お店的にも売上が上がって
皆良い状況へと向かっていく事と思います。

そんな未来が容易に想像できるのであれば
ちょっと休みが取れなくったって
何とも思いません。

更にスタッフが新しい技術を習得し
お客様に喜ばれる
自分がやった事でお客様が喜んでくれて
満足感で満たされ
更に売上が上がる事で
給料も上がる

その環境を作る事が
経営者としての真の仕事です。

決して売上をどのスタッフよりもあげて
どのスタッフよりも指名を取り
どのスタッフよりも活躍する事ではありません。

いうなれば経営者は監督です。
一生懸命勉強して
スタッフにそれを教え
環境を整えて
スタッフが活躍できる場を作る

そしてお店の売上が良くなければ
経営者の責任
売上が良くなればスタッフの成果です。

そしてその成長を喜ぶ事が
経営者の醍醐味です。

あなたはお店で一番活躍していませんか？
あなたが売上を一番上げるという事は
スタッフが上げるべき売上を
取り上げてしまっているという事
あなたが一番指名を持っているという事は
スタッフが取るべき指名を
あなたが奪ってしまっているという事
あなたが全ての販促物を
作ってしまっているという事は
スタッフがそういった物を作って
知識と経験を増やし成長する
チャンスを奪ってしまっている
という事のなるのです。

あなたは仕事がどんどん増えるし
スタッフは全く成長しなくなるし
誰も得をしません。

私が初めて美容室に就職したお店が
まさにそんな感じのお店で
お店自体はそこそこ忙しかったのですが
先生と呼ばれるオーナーの指名が８割で
スタッフが７人くらいいるのですが
スタイリストと呼ばれる人は
主にパーマを撒いたり
カラーを塗ったりで
我々アシスタントは
流しと掃除、洗い物

別に下働きに何の不満もありませんでしたが
オーナー一人忙しそうでちょっとイライラしていて
でも我々は大してする事もなくて
仕事のベクトルが全く違ったのを
２０年経った今でも覚えています。

そして下っ端ながらも
なんで先輩はスタイリストなのに
髪を切らないんだろう？
と思っていました。

今となってはわかるのですが
髪を切らないのではなく
オーナーが総取りしてしまうから
髪を切れなかったんです。

そして忙しいのは１人だけで
皆いつまで経っても成長できないまま

あなたのお店は違いますよね？

是非スタッフが活躍できる舞台を
作る為に一生懸命になってください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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2017年4月29日（9:44 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

出来る秘訣は長続き

From本店の事務所より

おはようございます。
能重です。

今私は心理学を更に極める為に
心理学の本を買い漁り
夜な夜な読み進めています。

心理学は「学」の字が付くだけに
学問みたいでとっつきにくいと
考える人も多いのですが
もっと身近で「確かに」「なるほど」と
仕事だけでなくプライベートでも
応用が出来るので
学んでいる、勉強しているという感覚はなく
むしろ雑誌などを見ているような感覚に近いです。

全ての興味ある物はそうだと思います。

例えば物覚えの悪い人って
あなたの周りにいますか？

私は基本的に記憶力は誰もが
相当なスキルで持っていると思っています。

その証拠に自分が幼少の頃に
夢中になってみていたアニメの
主題歌の前奏が流れたら
その後の歌詞はスラスラと出てきますよね？

しかもそれは覚えようと思ってみていた訳でもなく
週に１回しか流れなかった歌なのにです。

そんな曲が１つではなくいくつもあると思います。

もう３０年も前の覚えようと思わずに
ただ好きだったから週１で見ていた
聞いていた歌の歌詞が
未だにスラスラ出てくるって
すごい記憶力だと思いませんか？

だから記憶力がない人って
基本的にはいないと思います。

では記憶できるか出来ないかの違いって何でしょうか？
それは興味の度合いと
好きか嫌いかだと思います。

興味があれば自分から調べる事もしますが
その興味がある事に触れると
本能的に過剰に反応して
その情報を摂取しようとします。

例えば何となくついている、見ていない
ＢＧＭ代わりみたいなテレビ番組の
コーナーとコーナーの合間に
自分が好きなミュージシャンの曲が流れると
全くテレビを見ていないのに
「あ、この曲！」と反応してしまいます。

そして好きであれば多少失敗したとしても
続けていく事が出来るでしょう。

続ける事が出来ればたいていの人に出来ない事はありません。

基本的に出来なかった、というのは
出来なかったというよりも
出来るようになる前に辞めた
という方が正しいと思います。

そして出来なかったのではなく
出来るようになる前に自分で
「もう辞めよう」と決めただけです。

だから好きであれば続けれるし
続けていればたいていの事は出来るようになります。

という事は記憶力がないと思っている人には
あなたが興味を持たせようとしていないだけで
もっとその分野の楽しさや
面白さなどを積極的に伝えていけば
興味を持ち、好きになり
やり続けいずれ出来るようになります。

あなたは今取り組んでいる事の
楽しさや面白さ、充実感や満足度を
沢山語ってください。

そうする事で周りにいる人が
あなたに賛同してくれるようになりますよ。

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2017年3月16日（9:58 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

あなたは手を出してはいけない

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

今日は約２週間ぶりの
支店の出勤になります。

たまたまなのですが
バリに行く前と行った後が
本店に出勤が多かった為
久しぶりなのですが
久しぶりに出勤したら
店内がいろいろ変っています。

物の配置が変わっていたり
ＰＯＰが貼りかえられていたり
キレイになっていたり

多分もっとよく見れば
もう少し変わっている所もあると思いますが
色々な所が変わっています。

私は基本的にはお店の事は
何も決めません。
使う材料でさえスタッフが話し合って
同じ性能を持っていてより安い物
同じ金額でもより良い物
ちょっと高くてもプラス料金が取れるほど
優れている物であれば
どんどん変えた方がいいと思っています。

物の配置や内装などの
お金の掛からない事であれば
自分達の使いやすいように
どんどん変えた方がいいと思います。

だって使うのは私ではなく
本人たちですから。

だから自分達が使いやすい材料や
自分達の使いやすい配置
自分達の売りたい物をＰＯＰにしたり
そういった事は全て自分たちの判断に
任せています。

こうする事でいい事は沢山あります。

１つはスタッフの自発性
言われるまで待っている
指示待ち人間ではなく
自分達からどんどん積極的に
動こうという意思が出来てきます。

２つ目に責任感が芽生えてきます。
自分で選んだからには、決めたからには
何かしらの結果を出さなければいけない

材料を変えたのであれば
月の材料費が安くならなければ
お客様に喜んでもらえなければ
自分達が操作性が良くなって
作業が楽にならなければ

物の配置を変えれば
使いやすくならなければ

ＰＯＰを書いたのであれば
その商品をちゃんと紹介しなければ
と自発性が出て来ます。

そして自発性が出てくる事で
やらされていないからこそ
言葉に本気さが入ってきて
それがお客様に伝わって
商品が動いていく事も
多々あります。

そして最後はあなたの時間です。
あなたが全ての面に対して
注意を払い口を出していたら
どれだけ時間があっても足りません。
そしてあなたが全ての事に手出しをしていたら
スタッフはいつまで経っても
経験を積む事が出来ず
成長する事が出来ません。

だからこそあなたは一切口を出さずに
ドンドンスタッフにやらせてみて
それで使いやすくなった
使いにくくなった
売れた、売れなかったなど
出てくる様々な結果に対して
ちょっとアドバイスをして
また改善させる

そうやってドンドン結果を出させる事で
結果が出る事が楽しくなり
更にスタッフが自発的に動くようになり
お店自体が好循環していきますよ

だからあなたは手を出さずに
監督役に回ってください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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2017年3月1日（9:52 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

経験値がものをいう

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

今私は必死です。
何が必死ってあと３日で
繁盛ゴールドスクール会員向けの
毎月書いている会報誌の文章を
仕上げなければいけないし
そして明後日にはこれまた
繁盛ゴールドスクール会員向けの
定例セミナーがあるので
その資料作りに追われています。

それをお客様の施術の合間に
バシバシパソコンに打ち込んで
作っています。

会報誌は本来であれば
毎月２５日を目安に
会員さんに届くように作る為
もう少し遅い時期でも大丈夫なのですが
今月は１９日から２５日まで
バリに行ってしまうので
大幅にスケジュールを
前倒ししないととてもじゃないけど
追いつかないので
今このような事態に陥っています。

ですが全然大丈夫です。
そんなに常に常に私も
会報誌で会員さんに出す記事のネタなど
パッと見つかるわけでもないので
街を歩いている時に見つけた物や
旅行に行った時などに見つけた
アイデアなどがストックしてあるのと
会員さんから常に行動した報告などがあり
その事例集や添削などを元に
記事を書いていくからです。

そうやって常にどんな事が起きても
動揺しないように準備をしておくという事は
経営においても非常に大事です。

例えばスタッフが急に辞めたり
お客様が何か店内で怪我をされたりと
毎日経営をしていれば
予想していなかった事が
多々起こります。

そんな時にあなたはどうしますか？

ほとんどの経営者さんは自分で対処して
事を済ませてしまいますが
そういった時ほどスタッフに任せる
これ以上にないチャンスです。

なんだかんだ言ってもほとんどの事は
経験値が物を言います。
それはいい事も悪い事もです。

どんなに本を読んで勉強しても
インターネットで調べ物をしても
リアルな体験に敵う者はありません。

もちろん本やネットは意味がない
なんて事は言いません。

私も最低でも月に５～１０冊の
本を読みますしネットで調べ物もします。
それも必要ですがその情報を知っただけで
出来ると勘違いするのは大間違いなんです。

でもお店で何か問題が起きた時
あなたが解決してしまえば
スタッフは経験値を積む事が出来ません。

経験値を積む事が出来ないから成長しない。
成長しないからあなたは仕事を任せる事が出来ない。
任せる事が出来ないからいつまで経っても
あなたが現場の第一線に立っていなければいけないのです。

それはあなたの時間ももったいないし
スタッフの成長出来るタイミングを
奪っている事にもなるし
いい事なんて一つもありません。

どんどんスタッフに任せて
スタッフに経験値を付けていきましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

追伸
スタッフに任せて時間に余裕が出来たら
あなたがすべきことはこちらです。
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2017年2月12日（9:46 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

スタッフに繰り返させる

From支店の事務所より

おはようございます。
能重です。

月曜、成人の日は交代のお休みの日でした。
１２月にローテーションを組んだ時に
バタバタしながら組んでいたので
祝日だったのを全く知らないまま
休みを入れてしまいました。

ですが出来上がった後に気付き
動かそうとしたのですが
他のスタッフも用事や
次回予約などが入っていて
もう動かせない状況だったので
もうそのままでいいや
という事でお休みしました。

もうどうしようもない事は
振り返ってガタガタ考えても
どうしようもないんです。

後悔と反省は違います。
反省はどんどんして
改善していけばいいですが
後悔してグチグチ言っても
何もいい方向には進みません。

私も昔はなけなしのお金を払ってチラシなどを出して
全く新規のお客様が来なくて
「やっぱりチラシなんてやめればよかった」
なんてグチグチ言っていた時代がありました。

今はそこから１段階上がって
ダメならダメでしょうがない
それよりもどこがダメだったか検証して
作り直してもう一度出してみよう
と前を向く事が出来ています。

今新しいスタッフに
別のスタッフのホットペッパーに掲載する
スタッフ紹介の文章を考えさせています。

もう何か全てのの毛穴から
何か出てくるんじゃないかくらい
唸りながら文章を考えていますが
これも一番やっちゃダメな例です。

今までやったことのない事を
１回目で完璧な物を求める
出来るわけがないんです。

そんな出来るわけがない事に
いくら時間を割いたって
無駄なだけです。

それだったらもっと力を抜いて
「初めから完璧なんて望んじゃいないから
とりあえず書け、それでダメな所を修正するから
そうしたらまた書き直せ」
そうやって上手くなっていくんです。

どんな分野の事だって初めは誰でも素人です。
それを失敗しながらもそれでも続けていけば
だんだんコツを掴んで出来るようになってきます。

わたしも毎日最低１０００文字をノルマとして
このメールマガジンを書いています。

始めは何を書けばいいかわからないし
ネタなんて全くなかったし
タイピングなんて全部人差し指だし
１話書くのに１時間２時間掛かっていました。

それも３年も続けばそれなりに
要領を掴んできて
今は１０～１５分くらいで
書き終える事が出来ます。

繁盛ゴールドスクール会員向けの
毎月の会報誌はだいたい約１万文字くらいです。

そうやって人に何かを伝えるという事を
毎日繰り返していく事で
接客中のトークの引き出しも
かなり増えたと思います。

そこでスタッフは
「オーナーと同じようには出来ません」と言う。
当たり前だっての
お前がスマホをイジッてる間に
オレは常に文章を考えてるんだっての

誰にも出来ない事なんてありません。
ただ続けるか続けないかだけ

常に新しい事に取り組み
改善点を見つけまたチャレンジ
その繰り返しが売上を底上げしてくれますよ。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

追伸
改善点を最小限に減らし
少ない回数で反応が取れる
販促物の作り方はこちら
→http://www.no105040.com/support.html

2017年1月11日（10:29 AM） | カテゴリー：スタッフを育てよう