看板の力

街を歩くと至る所に看板があります。

あなたも気付かずにスルーしてると思いますが

少なくとも一日20~30の看板を目にしているでしょう。

ではなぜスルーしてしまうのか？

答えは簡単、興味がないから。

正確に言えば興味を持たせてくれてないから。

店名だけ書いてあってもそこで何を売っているか

あなたにどんな御利益を与えてくれるのか書いてないから。

逆に街を歩いてて目につく看板ってありますよね。

ただデカいとか派手とかではなく

つい目が行って読まされてしまう看板

そこにはもちろん読まされる為の仕掛けがあります。

その仕掛けに乗せられてあなたは読まされてしまっているのです。

読んでもらわなければ看板としてそこにある意味がありません。

例えば看板を新しくつけるのに１０万円掛かると言われたら

高いと思いますか、それとも安いと思いますか？

本来看板の役目は見込み客(まだあなたのお店の存在を知らない新規客予備軍)

にあなたのお店を知ってもらい来店してもらう為の

宣伝営業マンです。

だから何社かから見積もりを取って値段の交渉に

力を入れるよりも内容に力を入れましょう。

その、こんな風に新しいお客様を取り込みたい。と言う

要望を頑張って形にしてくれる看板屋さんは１０万円でも

安いです。

逆に何処にでもあるような当たり障りない看板を作ろうとする、

要望を出せば、そんなの他のお店何処もやらないよ、

と言ってつまらない看板を作ろうとする看板屋さんは

１万円でも高いでしょう。

若いお客さんを集めたいなら若い人が読みやすい

字体、言葉の言い回し、商品メニューの説明

年配のお客様を集めたいならそういう人の

心に響く文章を書く、字を大きく書く。

取り付ける場所も重要

若い人と年配の人では見てる場所も

目線の高さも違います。

せっかくいい事が書いてあっても

それを見る人の見やすい場所に貼ってなければ

存在しないのと同じです。

難しいかもしれませんが美容師としての

目線を捨てて客観的にお店を見てみましょう。

セット面に座ったら鏡にどこからどこまで映るのか。

待合の席に座ったらどんな景色なのか

店の前を店の存在を知らない人が車で通過したら

どんなふうに見えるのか

それだけで書く内容、貼る場所が変わってきますよ。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年9月29日（2:33 PM） | カテゴリー：新規客を増やして売上を上げる

誰に見てもらう？

TVって昔より面白くなりましたよね。

毎日どのチャンネルも同じニュースの繰り返しか

大量の芸人の切り売りか。

その間にCMがありますがそのCMも

昔よりも個性のないものが増えている気がします。

TVのCMのどのくらいお金が掛かるか細かい話は

わかりませんがCMを出してもらう番組や

時間帯で前後はあるものの数百万単位のお金が掛かるらしいです。

そんなに掛かってもCMに出すという事は

やはりそれなりな戻りがあるからでしょう。

あなたのお店は何か宣伝をしていますか？

例えばチラシ。

『当店は老若男女どなたでも対応できます。』

なんて書いてませんか？

確かに同じお金を掛けてチラシを作るとなれば

一人でも多くのお客様に来てほしい

と思うのは当たり前です。

ですが！！

そんな事書いたら絶対にお客様は来ませんよ。

CMって番組によって流れる商品の内容が変わります。

例えば午前10時ぐらいのワイドショーの時間帯は

食器洗剤だったりレトルト食品だったり。

ゴールデンタイムのバラエティーだったら

ケータイゲームや新発売のCDのCMだったり。

日曜午前のアニメの時はオモチャや子供向け雑誌のCM。

何が言いたいかと言うと

その商品が欲しそうな人が見てる番組の時にその商品のCMを流す。

と言う事。

ワイドショーは奥さんが見てるから

奥さんが買いそうな商品のCMを流す。

ゴールデンタイムは若い子だったりお父さんも見たりするから

その世代に関連した商品を流す。

奥さんがTV見る時間や日曜午前に髭剃りのCM流しても

誰も買いたいと思わない。

これを応用してメニューによって

表示する場所、書く媒体を変えるという事。

エクステ専門店が新聞に広告挟んでも

そもそもエクステつけるような子は新聞見ません。

そういったお店はスマホサイト作った方が

みられるでしょう。

子供のお客様を増やしたいのなら子供が行く場所。

ではなくママが集まるようなお店にチラシを置かせてもらう。

そうやって誰に買ってもらうかターゲットを絞って

そのターゲットの目につく媒体を選びましょう。

決してお金をドブに捨てるようなマネだけはしないでください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年9月25日（5:46 PM） | カテゴリー：新規客を増やして売上を上げる

人が物を買う理由その３

今回で最後になります

人が物を買う理由シリーズ第３回目

最後に三つ目

今よりも時間を短く、安く、簡単に物事を運ぶ為

に人はお金を使います。

という事です。

それは今それが出来る道具を

持っているにもかかわらず

同じ機能で時間が短い、

ランニングコストが安い

使い方が簡単

などの理由で買い換え、買い増しをしたりもします。

必ずしも１つ持っているから２つめは買わないだろう・・・

なんてことは無いのです。

例えば

１分でお湯が沸く電気ポット

燃費のいい軽自動車

ケータイが難しいから、らくらくホン

など、こんなところでしょうか？

時間が短くなると言う事は

すごく価値のあることです。

ちょっと前ですが

時短なんて言葉も出てきて

それを紹介するTV番組もあったくらいです。

伊〇家の食卓など

思い返してみればほとんどが

〇〇があっという間に出来る方法

とか

〇〇が簡単に出来ちゃう方法

ってのが多かったように思います。

それだけ時間が短くなる、楽に出来るというのは

視聴者の関心が高いということでしょう。

さぁ、これまで３回に分けて

人が物を買う理由を説明してきましたが

次回はこの３つを実践でどう利用していくかの

まとめの話をしたいと思います。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年9月22日（2:42 PM） | カテゴリー：購買心理学

人が物を買う理由その2

前回に引き続き人が物を買うシリーズ 第２回です。 人が物を買う理由その２は 満足感、、願望、高級感、スキルアップなどの欲求を満たす為 です。 例えば 記念日に相手に満足して欲しいから 普段よりいいレストランに行く。 モテたいから美容室、エステ、ネイルに行く 服を買う。 ブランド物、高級車、高級住宅街なんかは 必要じゃないけど、自分の 満足感、充実感を満たすものです。 スキルアップの為に習い事を始める。 本や教材を買って勉強する。 こんな理由で人はお金を使います。 要は心に響く物 人から良く見られたい、 それを持っている、という気持ち 自分はこんな事が出来るという心 満足感、、願望、高級感、スキルアップなどの欲求を満たす為 という事です。 これはその人それぞれの生活レベルがあるので どのラインで満足感、高級感を 感じるかはやっぱり人それぞれ 今もっている物よりも ちょっとでいいから いいものが欲しいと思うものです。 ものすごく高い物がいいものとも限らない その人の今のワンランクUPの為に

人はお金を使うのです。   あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。              

2013年9月20日（3:49 PM） | カテゴリー：購買心理学

人が物を買う理由その１

前回なぜ人が物を買うのかの 理由を３つ出しました。 これから３回に分けて一項目づつ 説明していきたいと思います。 一つ目は 今不便に感じている事、不満を持っている事を解消する為 に人は物を買ったりお金を払ったりします。 例えば 床を掃いたり拭いたりするのが面倒だから

掃除機を買います。 料理を作るのが面倒だからお弁当を買います。 重い荷物を遠くまで運ぶのが大変だから 宅配便を利用します。 自分で出来ない事 自分で出来るけど面倒な事 それを解消したいと思った時に 人はお金を払って 『楽』や『便利』を手に入れます。 それが人が物を買う、 人がお金を払う理由の一つです。 また後日残りの２つについて 書きたいと思います。 あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。      

2013年9月17日（5:39 PM） | カテゴリー：購買心理学

なぜ人は物を買うのか？

毎日生活していると色々な物を買いますよね。

私も買い物大好きです。

ではなぜ人は物を買うのでしょう？

そこには心理が働いています。

商品をパッと見て、欲しいから買おう

と思っていますがその頭の中は

瞬間で色々な事を考えています。

まず一つ目は

今不便に感じている事、不満を持っている事を解消する為

に人はお金を使います。

二つ目は

満足感、充実感、高級感などの欲求を満たす為

に人はお金を使います。

最後に三つ目

今よりも時間を短く、安く、簡単に物事を運ぶ為

に人はお金を使います。

これは結構大事な事なので

一つづつ項目に分けて説明していきます。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年9月15日（3:30 PM） | カテゴリー：購買心理学

心をくすぐれ！

先日映画を見に行きました。 前評判がかなりよかったので期待して行ったのですが

結果は・・・ まぁまぁ汗。ビミョー笑 でも興行収入No1とかすごい言ってたんですよ まぁ映画なんて娯楽なので見る人によって 賛否両論なんでしょうが・・・ そこで今日は相手に物を伝える伝え方のお話し なぜ私はその映画を見に行ったのでしょう？ 答えは興行収入No1と言う言葉に引っかかったから。 うまく映画配給会社に乗せられたのです。 でもこれもれっきとした宣伝方法の一つ。 例えば 当店ナンバーワンメニュー って書いてあったら注文してみたくなりませんか？ もしそれが他のメニューが一日に１つしか売れなくて そのメニューがたまたま２つ売れたとしても ナンバーワンメニューには変わりありません でもお客さんは勝手に メッチャ売れてるんだ。って思ってくれる。 それで実際本当にナンバーワンになる事だってあるんです。 例えばカットのみでお客様が来たとして、POPに シャンプー パーマ 白髪染め なんて書いてあって誰がやってみようと思うでしょうか？ 一週間でサラサラシャンプー 朝３分で決まる楽々パーマ ５歳若返るヘアカラー こう書いてあったらカットのみで来たお客様が 高単価メニューを注文してくれる確率はグッと上がります。 POPなんてやった事あるけど全然売上上がらなかった。 なんて思ってるあなた もしかしたらただそのままメニューを書いただけじゃないですか？ 心をくすぐるフレーズは色々な所に転がっています。 それをキャッチするアンテナを常に３本にしておいてくださいね。 あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年9月13日（7:06 AM） | カテゴリー：単価を上げて売上を上げる

お客様に質問された事

ウチのお店は開業して８年になります。

今日お客様に

『ココって何時までやってるの？』

って質問されました。

その方はウチにこられて５年になります。

え、今更!?てゆーかそんな事知らなかったんだ・・・

って思いました。

あなたもあなたのお店のスタッフも

当たり前ですが営業時間から

細かい値段設定まで熟知してると思います。

でもそれはお客様はほとんど知りません。

以前食事に行って食べきれなくなって

残り持ち帰り出来ますか?って聞いたら

出来ますよ、と。そのまま手際よく包んでくれて

会計に行くと何か値段が高いんです。

高くないですか？って聞いたら

パック代が１００円ですって。

別に金額はいいんですよ。

ただそのお店のスタッフは

パック代が１００円掛かるのは

ウチの店では当たり前と思っているんでしょう。

私はいつもそこのお店では決まったメニューしか

頼まないので値段に気付きましたが

ほとんどの人は高くないですか?って

聞かないでしょう。

で、計算間違え？ボラれた?

色んな憶測をするにつれて

その店の好感度は下がっていくでしょう。

自分が知っている事は皆知っているだろう

これが大きな勘違いです。

ここなら

持ち帰り出来ますか？って聞いた時点で

出来ますけどパック代１００円頂きます。と言うのが正解。

もっといいのは聞かれる前に

持ち帰りも出来ます。パック代１００円

と書いて貼っておく。

こうすればわざわざ店員さんを呼んで聞く手間も要らないんです。

あなたも営業していると

色々な事をお客様から聞かれると思います。

営業時間、定休日、値段、施術時間、駐車場の有無など

１人聞いてきた事は他に９人知りたいと思っている人がいる

でも９人は聞かないでまぁいいやで通り過ぎる

と言います。

自分で調べたり知人から紹介されて

ぜひ行ってみたいと思った店でなく

なんとなく通りがかったお店で

ここ駐車場あるかなぁ？と思っても

わざわざ車降りて、駐車場ありますか?

なんて聞きません。

まぁいいや、で通り過ぎるんです。

その９人に情報を出して来やすく誘導してあげる。

これが大事。

一度質問された事はQ&Aにして

書き出して貼っておきましょう。

それだけで客数は増えますよ。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年9月13日（5:22 AM） | カテゴリー：購買心理学

専用商品を作ろう

何でもそうですけど 自分専用、オーダーメイドの物って 満足感、充実感がありますよね。 そんな商品をあなたのお店でも作ってみましょう。 商品を作るってそんな事出来るわけないじゃん そう思いました? 簡単に言うと商品というより メニューを作る。 今あるメニューに新しい名前をつけて 新しい売り込み方をする ってことです。 メジャーなものだと 卵かけご飯専用しょうゆ あれ、凄く売れたらしいです。 ふたを開けたらしょうゆに出汁とかうま味が 混ぜてあるだけ。 簡単に言えばだししょうゆです。 でもネーミングを変える で他にやっているところが無いから 競争相手がいない。 競争相手がいないから値引きをしなくても売れる。 こんな感じです。 パーマ液やシャンプーを企画開発するわけじゃないです。 美容室で例えれば カラー+眉カット こんなセットメニューよくありますよね。

それを名前を変えて イケメンになれちゃうメンズ専用メニュー とか 100均で小分けの詰替えボトルを買ってきて シャンプーとトリートメントをその中に入れて スーパー銭湯専用シャンプートリートセット こんな感じです。 別にセットにしなくても パーマヘア専用ムース、とか カラーしてる人専用シャンプーでもいいですよね メーカー名、商品名なんて書かなくていいんです。 このポイントはお客様が勝手に あ、これオレの事だ って思ってくれるんです。 しかも銭湯専用なんてほかにどこにも売ってないから 少し高くしても売れるんです。 こういったあなたのお店にしかない そのお客様専用にメニューを作りましょう。 あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。    

2013年9月11日（6:47 AM） | カテゴリー：単価を上げて売上を上げる

欲しいと思わせるには

美容室が定休日でお休みの日には

よく街に出て買い物がてら

ネタを探しに外に出ます。

まぁもったいない宣伝をしていることが

多いこと多いこと

多分ですがこの世の中に

無駄な商品って無いはずなのです。

作った人はみんな

『これは売れるだろう』

と思って作ってるでしょうから。

ではなぜ売れない物が多いのか

それは作る人ではなく

売る人の伝え方が間違っているから。

あなたはお守りを買ったりもらった事がありますか？

その時本当にその”お守り自体”が欲しかったですか？

多分お守りが欲しくてお守りを買う人は

いないと思います。

事故に遭いたくないから、受験で合格したいから

彼女が欲しい、難産になりたくない

そんな思いで買いますよね。

要はお守りが欲しいんじゃなく

お守りを持つ事でその先のご利益が欲しいんです。

他にも例えば

パソコンが欲しいわけじゃなく情報を調べたい。

風邪薬が欲しいんじゃなく体を楽にしたい。

掃除機が欲しいんじゃなく楽に部屋をきれいにしたい。

車が欲しいんじゃなく楽に早く移動したい。

ゲーム機が欲しいんじゃなくゲームで遊んで

楽しい時間が欲しい。

何となく理解してもらえたでしょうか？

これをあなたのお店で応用するんです。

パーマ掛けませんか？じゃなく

掛けることで朝楽に形が決まりますよ。

白髪染めましょう。じゃなく

染めて５歳若くなりませんか？

スプレーオススメです。じゃなく

朝の形が一日持ちますよ。

これを使えばあなたの生活が

こんな風に変わりますよ

というポイントを教えてあげる。

これは覚えるを、カウンセリング

POP,チラシ、看板

様々な物に応用できます。

ぜひご利益を教えてあげてください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年9月9日（8:04 AM） | カテゴリー：単価を上げて売上を上げる,購買心理学