何からやれば？

売り上げを上げたいけれど

何から手を付けていいかわからない。

そんな声をよく聞きます。

では何からやればいいのでしょうか?

答えは一番手っ取り早くできるもの

早く効果の出るもの

から取り組むことです。

なぜかと言うと

人間誰しも何か始めようとすると

テンションは高くなるものです。

ですが、一番難しいのは

そのテンションを持続する事。

例えばチラシを作ったりＤＭを作ったり。

もちろん売り上げＵＰには必ず取り組まなければ

いけない項目ですが

チラシを作り始めて原稿を作って

訂正をして印刷をして

折込業者に依頼、またはポスティング

それを見込み客が見てからその方が

来店するまで。

いったいどれだけの時間が掛かるでしょうか?

始めはテンションが上がっているので

気持ちは前向きなのですが

時間が経つにつれて

この方法で合っているんだろうか?

もしお金を掛けた分お客さんが来なかったら？

と、どんどんマイナス思考になっていく。

結果、やっぱやっても変わらない

と、自分で勝手に結論付けて

また、販促活動をやらなくなる。

悪循環。

とりあえず今現在何もやっていないなら

一番手っ取り早いのはＰＯＰ

髪とペンがあればすぐに作れる。

そして今日作って今日張って

今日来たお客さんがその書いてある商品を

買ってくれれば

やった、努力が実った！

って思うでしょう。

で、これだけで売れるならもう１つ書いてみよう

と、どんどん前向きな感情が出てきます。

要は自分に勝ち癖をつける。

やったらやった分だけ変わるって事を

自分に知らしめる。

そうやって自分のテンションを長い時間

高い位置に維持していくようにしましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年10月29日（1:10 PM） | カテゴリー：単価を上げて売上を上げる

本当の目的は？

美容室って何をする所ですか？

いきなり何言ってんだ？と思わないでくださいね。

髪を切るところ？

白髪を染める為の施設？

間違ってはいませんが正解ではないです。

正解は『変わりに行く為の場所』です。

よく他店のチラシを見ますが

カット￥〇〇〇〇～

なんて書いてあって綺麗な外人さんの写真が載ってたりします。

こんなチラシでは新規客は一向に増えません。

もっと深く掘り下げて考えてみましょう。

何のためにカットをするか？

長いから？重いから？ハネるから？傷んでいるから？

パッと思いつくだけでも４つ

なぜ髪を染めるのでしょうか？

白髪を染めて若く見せたい、明るくして軽い感じになりたい

おしゃれになりたい

こんなところでしょうか？

切りたいから切る、染めたいから染める

お客様はそんな事は考えてません。

ここが気になるから切る

こういう風に見られたいから染める

その、切る、染めるの先に本当の目的があるんです。

ただ白髪を染めるだけが目的だからホームカラーをする

切る事が目的だから1000円カットに行く

行動が目的だと人は値段で決めます。

行動ではなく

今の欠点をなくす(マイナスからゼロへ)

不満はないが良くなるならなりたい(ゼロからプラスへ)

ここがしっかり提案できると値段で比較されずに

内容でお店やメニューを選んでもらえます。

Ａ店．カット￥3000－

Ｂ店．長さ、重さ、ハネ、広がり、全てあなたの希望通り

毎朝手入れが楽になるオーダーメイドカット￥4000－

あなたならどちらのお店に行きますか？

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年10月27日（3:01 PM） | カテゴリー：再来客を増やして売上を上げる

目先のうまい話

日々営業していると

ＨＰ作りませんか？

フェイスブックがいいよ

ブログがいいよ

ツイッターで新規客が

なんて言葉を良く耳にしませんか？

はっきり言います。

そんなのどうでもいいです。

ＨＰはともかくとして

フェイスブック、ブログ、ツイッターは

今すぐやめてください。

確かにそれでお客さんが増えたお店もあるかもしれません。

でもそんなの一握りどころか

ひとつまみです。

どんなにイイねを押そうが、リツイートしようが

毎日ブログを書こうがお客様は増えません。

まぁ反対意見もあるでしょうが

あくまでも私が言いたいのは

時間に対する売上、全ては費用対効果の話です。

ＰＣって思ったよりも時間が経つのって早いですよね。

ＰＣの前で毎日カタカタしてる時間があったら

ＰＯＰを書いた方がよほど売り上げが上がるのは早いです。

手書きのコピーでもいいのでチラシを作って

ポスティングした方がよっぽどお客様は集まります。

なぜかと言うと美容室はＰＣ宣伝に

向いていない業種だからです。

当たり前ですがネットは全世界と繋がっています。

ですが見込み客(あなたのお店に来れるまだ来ていないお客様予備軍)は

あなたのお店を中心にしたごく限られた

地域の人だけです。

それを全世界に向けて広告を出しても

まったく意味がないのです。

物を販売する会社で通販で全世界に配送可能であればともかく、

しかもだいたいそういうのってちょっとかじって

すぐ結果が出なくて止めてしまうのがオチ。

そんな事よりも時間を効率的に使って

あなたのお店がある地域に住んでいる人に

いかに効率よくお店を知ってもらえるか

に頭を使った方がよっぽど費用対効果は高いです。

ちなみにですが、フェイスブック、ブログ、ツイッターなど

無料で始めれる媒体は効果が出るまでに

かなりの時間が掛かります。

有料の媒体(看板、チラシ、ＤＭなど)は効果が出るのが

早いです。

時は金なりとはよく言った物で

お金が掛からないからと時間を無駄遣いしていると

もっと大事な物を失うかもしれませんよ。

くれぐれも言っておきますが

ネット媒体の否定は一切しているつもりはありません。

順序が違うんです。

誰かがうまくいったという情報を聞いてすぐそれに

飛びつくんではなく手段を吟味しましょう。

チラシやＤＭなどをやりきって

もうこれ以上やる事がないって状態になってからなら

新しい手法として取り入れる事はおおいに賛成です。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年10月25日（6:14 PM） | カテゴリー：あなたの美容室の繁盛を願って

類は友を呼ぶ？

昔の人のことわざって改めて読むと

すごいなぁ、と思う事が多いです。

これ、一つのテストなんですが

今あなたの身の回りにいる人を５人思い浮かべてください。

だいたいでいいのでその人達の

年収を予想してみてください。

その年収を全部足して５で割って平均を出して下さい。

多いですか、少ないですか？

その金額があなたの５年、１０年後のあなたの年収だそうです。

何が言いたいかと言うと

年収の低い人といる時間が長いと

自分の年収も下がります。

年収の高い人といる時間が長いと

自分の年収も上がるという事です。

これ、結構な確率で当たるらしいですよ。

理由は、年収が低い人が集まると

やれ、時代だ、政治だ、お客だと

周りの他の物が悪くて自分は間違っていない

と愚痴ばっかり言って自分を正当化しようします。

その中にいれば、みんなそうなら

自分の店もしょうがないか。と

諦めモードになります。

年収が多い人が集まると

自分はこんな事をしてうまくいった、とか

今こんな事を始めようと思っている

なんて前向きな発言が飛び交って

自分のこうしちゃいれない、負けてられない

ってイヤでも行動を起こさざるを得なくなります。

そしてその会話の中に出て来た

パクれるアイデアはパクって自分のものにする。

プライベートだから仕事は関係ないと思っているあなた

ぬる湯に浸かってい傷を舐め合ってる暇はありませんよ。

今すぐ年収の高そうなパワーのある

魅力ある人間との付き合いを始めましょう

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年10月22日（2:14 PM） | カテゴリー：経営者のやるべき事

安いメニューしか出ない？？？

今の時代美容室の件数はものすごく多い

全国で176157件あります。

人口が１億三千万とすると一軒当たり

737.9人のお客様

もちろんお店の規模、周りの住環境によって

差はありますが。

何が言いたいかと言うとお客様の数には限りがあるという事

観光客を相手にするわけにもいかないし

北海道のお店で沖縄に住んでいる人を集客するわけにもいかない

だからお店に周りに住んでいる人に

１円でも多く使ってもらわないと

売り上げは上がらないのです。

これからは少子化で人口も減っていく一方。

では何をしなければいけないか？

商品価値を高めて単価を上げ、周りのお店との

競争をしなくていい環境を作り出す事が

長く生き延びていく最良の手段です。

『でもこんな時代、安い商品しか売れないんだよ』

そう思っていませんか？

それ、もしかしたらあなたが作り出しているかもしれませんよ

安い物しか売れないと思っているから

安い物しか宣伝しない。

そうなるとお客様はその宣伝された物しか

ないと思ってそれを注文する。

だから安い物しか売れない。

逆です、逆。

高い物しか宣伝しない。

そこからこんなのもあるよ。と安いのを出して選んでもらう。

高い物を出して注文されれば安い物はわざわざ出さない。

良く考えてみてください。

あなたの家には電化製品も、車も、食品も

全て一番安い物しかないですか？

そんな事ないですよね？

商品を見て瞬時に費用対効果を考えて

これは安いのでいいや

これは高級品が欲しいな

と選んで買い物してないですか？

お客様に選ぶ権利を与えてあげましょう。

安い物しか紹介されないからそれを注文してるけど

もっといい物があるならそっちにしたい

と思ってる人もいるかも知れませんよ

まずはメニュー表を変えましょう。

どんなふうにかと言うと

（１）安い順に上からメニューを並べるのをやめる
（２）買ってほしい順に替える
（３）全ての商品を平等に紹介しない
（４）詳しく説明するメニュー、簡単にすますメニューを区別する
（５）買ってほしいメニューを大きく、写真も入れる
（６）買ってほしいメニューには、各ページで何度も紹介する
（７）パーマカラー、カットカラーなど最初はセットメニューから紹介する

こんな感じです。

メニューを書き換えるだけなのでその気になれば

PCでさっと打ち込んでプリントアウトすれば

経費はA4用紙一枚と少々のインク代のみ

これで注文内容が変わって単価が上がります。

ぜひすぐにでもやってみてください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年10月17日（4:02 PM） | カテゴリー：単価を上げて売上を上げる

お願いします。

あなたは仕事が好きですか？

実は私あんまり仕事が好きではありません。

もちろん嫌いではないですよ

しなきゃいけない事ですし。

ただ優先順位がある。

私は仕事よりも自分の事が大好きなので(笑)

自分の余暇時間を大事にしたいのです。

その余暇時間を充実させる為に

仕事が必要なんです。

余暇時間を充実させるには

お金も必要だし我慢も必要。

一か月頑張って働いたから旅行だ～とか

目先に楽しい事があるから頑張って乗り越える。

でも全てあなたが手を出してしまうと

余暇を楽しむ時間が取れなくなってしまいます。

そういった時間を作る為にもあなたじゃなくても

スタッフでも同じ結果が出せる仕事は全部スタッフに任せましょう。

途中で口を出すのもダメです。

もし相談に来たら相談に乗るのは構いませんが

基本１から１０まで任せる。

それで結果が出たら褒める。

失敗しても何か探して褒める。

結果が全然ダメでも

早い時間で終わったな。とか

考え方はよかった、タイミングが合わなかっただけだ。とか

何でもいいから褒める。

人の役に立ててそれが認められるって嬉しいもんです。

認められるってちゃんと見てくれてるって証しだから。

それが何回か続くともっと認められたいって

自分から動くようになってくれます。

そうなればあなたの余暇時間は

たっぷりと確保されます。

もちろん余暇ではなく来月のキャンペーンの

内容を考える時間にしてもいいです。

あなたの仕事は全てがこなせる事ではなく

スタッフを褒める事ですよ。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年10月15日（4:58 PM） | カテゴリー：スタッフを育てよう

見てもらう？見させる？

街を歩いていると目立つお店ってありますよね。

もちろんお店の立地にも関係してきますが

たまたま目につく場所なのか、そうでないのか

そうでなくても目立たせる事はいくらでもできます。

お店がそこにあっても目立たなくて

見込み客が見つけられなければそのお店はないのと一緒

知らないお店には絶対に行けないから

まずは知ってもらう事が大事

では目立たせるにはどうしたらいいでしょう？

普段何となく街を歩いて見ている風景にも

ヒントはたくさん隠れています。

例えば違和感

人は違和感を感じる物に目が行きます。

折込チラシってみんな広告代理店で綺麗に作ってますよね。

土曜日何か20枚~30枚は入っています。

その中にちゃんとした印刷なんだけど

手書きのチラシが入ってたら

ん、なんだこれ？って思いませんか？

A４、B5サイズじゃなくて丸や三角に切り抜かれた

チラシが入ってたら内容は別として

ん？って思わず手に取ってしまします。

看板もわざときったない字で書いてあったりすると

ウワッって見てしまいます。

読んだ人は、きったな！って思うかもしれませんが

読まなければ汚い字かどうかなんてわからない

汚い字ってわかるって事は裏を返せば読まれた証拠なんです。

他にもDMをハガキではなく自作のポストカードを

ハガキよりもやや大き目作って送る。

郵便受けを開けてハガキ、封筒、チラシなどが

入っていますが普通たいていサイズって目で見てわかりますよね

あ、これはハガキ、これは封筒、どこかの業者か？

なんて郵便物を仕分けしている中に

今まで郵便受けから出てきた物とは違う

大きさ、形をしたものが出てきたら人は手を止めて

ん、何だこれは？と見てしまうものなんです。

そうやって見てもらうのではなく

強制的に見させるように他社がやってない違和感を

宣伝物に加えてみましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

追伸

今まで何度もチラシを広告代理店で作って

新聞折り込みに入れていて

ここ半年手書きでデータを作って印刷してもらい

折込に入れたら何年も来ていただいてるお客様に

この間初めてチラシが入ってたよ

と言われました。

反応が増えるとやってて楽しくなりますよ。

2013年10月13日（4:53 PM） | カテゴリー：購買心理学

人が物を買う理由まとめ

さて、これまで３回に分けて

人が物を買う理由について

お話してきました。

忘れちゃった人の為に

おさらいしておきましょう。

まず一つ目は

今不便に感じている事、不満を持っている事を解消する為

に人はお金を使います。

二つ目は

満足感、充実感、高級感などの欲求を満たす為

に人はお金を使います。

最後に三つ目

今よりも時間を短く、安く、簡単に物事を運ぶ為

に人はお金を使います。

ということでした。

さぁ、これを使って何をするかというと

宣伝です。

今までチラシ、看板、POP、DM、

色々な販促をしてきたことと思います。

チラシを出したけどチラシ代分も

お客が来なくて赤字だった。

POPを書いたけど売れない物は売れない

と思ってやめてしまったりしてませんか？

それはチラシやPOPが悪いんではなく

書いてある内容が悪いんです。

そう言った販促物あなたの

言いたい事が書いてありませんか?

そこがダメなんです。

あなたの書きたい事ではなく

『お客様の知りたい事』

が書いてなければお金をドブに捨てる様なもの

今不便に感じている事、不満を持っている事を解消する為

の事なら

〇〇成分配合ムースなんて書いても

それが不便、不満を解消してくれるなんて思わない

なら、これをつければ朝１０秒で髪型が決まる！！

と書いてあれば今の不満が解消される物

として受け止めてもらえる。

満足感、充実感、高級感などの欲求を満たす為

なら

業界初〇〇成分〇％配合

とか書いてあってもシラネェよって感じです。

それより

芸能人の〇〇さん愛用とか

香水屋さんなんかで見かけますよね。

最後、今よりも時間を短く、安く、簡単に物事を運ぶ為

秋だからパーマ

は、なんで？って話です。

なら、朝、寝坊してもパーマを掛ければ

簡単に３０秒でセットが決まる！

とか書いてみてください。

そのものの紹介じゃなく

それをやった、買った事によって

上記に３つのうちのどこのポイントで

得をしますよ。って書いてあげれば

チラシやPOPの反応も格段に変わります。

客層、立地などで書いて反応のいい言葉は

変ってくるので自分のお店なりの

アレンジをして見ましょう。

販促を作るのが面白くなりますよ。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年10月6日（2:45 PM） | カテゴリー：購買心理学