あなたの美容室が繁盛する事を応援します!

あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
ブログ
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能重

・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー

高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー

常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める

そんな意味を込めた

常奉髪心

月別アーカイブ:2015年1月
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一番邪魔なのは誰?

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from東京郊外の自宅より

おはようございます。
能重です。

今日は私、美容の仕事はお休みです。
それは待ちに待っていたライヴに行く為。

以前ここでチケットを取る為の情報のお話をしましたが
そのライブがいよいよ今日なのです。
まぁ木曜日にもいくのですが。

かなり激しいライブの為、完走する為に
ジムに通い体力もつけました。

さて、今日はどんなライブになるのか
楽しみです。

お店で頑張って働くスタッフのみなさん
いつもありがとう。
あなた方のおかげで私は何の心配もなく(?)
お店を休んで遊びに出かける事が出来ます。

ハッキリ言ってウチのスタッフは優秀です。
基本的にはあれやっといて、と言うと
もうやりました。と言う返事が返ってきます。

仕事の休み明けにお店に行くと
お店の風景が色々変わっていたりもします。

何処にそんなスタッフいるんだよ
とよく言われますが、ウチのスタッフが
別に特別ではありません。

優秀になるように育てたからです。

スタッフが優秀になるかならないかは
あなたに掛かっています。

あなたは経営者としても一美容師としても
大変優れていると思います。

でもそれがスタッフの成長のブレーキになる
って事に気付いてますか?

私は経営者としても美容師としても
平均以下だと自負しています。
謙遜などではありません。

でも、だからスタッフが優秀になっていくんです。

私は仕事より遊びの方が大事です。
だからどうしても休みたい時には休みたいんです。
でも自分が1番優れていると
自分が抜けたらお店が回らないから
休めないんです。

だからスタッフに全部任せる事にしました。
だって劣っている人がやるより
優れている人がやった方が
いい結果も出るし早いし
そうやって任せた結果
どんどん優秀になって、優秀になればなるほど
私はお店に居なくてもお店が回るようになって
いつでも休みが取れるようになりました。

もちろん遊んでくるからやっといて
ではスタッフはついてきません。

私は他店や経営者さんのサポートの仕事もしている。
他店に出向く事もありますし
セミナーで地方に行くこともあります。

それは必ずしも自分のお店がお休みの時だけではありません。
そうなると必然的にスタッフだけで
お店を回さなくてはいけない時が来ます。

そうなってからではなく
そうなる前にあなたもちょっとずつお店を抜けて
スタッフを育てましょう。

始めは私達だけで大丈夫か?
と不安でしょうが、普通に営業していれば
お店が傾くような失敗なんてそうそう起きやしません。

もし起きたとしてもそれはそのスタッフの貴重な経験になり
次に同じようなハプニングが起きても対処できるようになります。
そこが成長のポイントです。

そうやってスタッフだけで回せるようになったら
あなたは販促物を作ったり
売上を上げる為の仕組みを作るのです。

スタッフは育つし売上は上がる。
あなたがお店からいなくなるだけで
こんなにいい事が待っているんですよ。

是非1日2時間くらいでも
店にいない時間を作る事から始めてください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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自分の常識を疑え

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日は非常に忙しい1日でした。
ロングメニューも多数入っていながら
店内が非常ににぎやかでした。

一昨日の激暇な1日と同じ店か?
と思うほどの違いっぷり。

まぁこの仕事、忙しさの波は
あってしょうがないのですが
ここまで毎日違うと
少々疲れます。

やはり1日でも暇な日を少なくして
なるべく平均的にいつも忙しくありたいものです。

ではその波をどう少なくしていくか?
それは忙しい日を更に忙しくしていく事です。

は、暇な日を忙しくするんでしょ?
と思いました?
実は逆なんです。
暇な日、暇な時間ってどうしても出来てきます。
それはお客様の生活サイクルや天気などが
関係しているのである程度はどうしようもない事

そのどうしようもない事を変えようとしても
中々難しい物でそれなりなお金も時間も掛かります。

でも忙しい時期ってある程度やはり重なりますよね?
そこで更にチラシを入れたり
販促物を入れる事により
予約がいっぱいになり店内が賑わう。

でも暇な日、お客様があまり行こうと思わない日に
呼ぼうとするのとお客様が行こうと思っている時期に
呼ぶのではどっちが簡単でしょうか?

答えは歴然、行こうと思っている時期ですよね?

そして重なりやすい時期に販促を集中的に掛けて
店内がお客様でいっぱいになり
お断わりする方も出てきます。

そうするとその日に出来なかったけど
でもあなたにやってほしいお客様は
必然的に別の日に予約を入れます。

そうやって忙しい日にやり切れなかったお客様が
暇な日を埋めてくれるようになるのです。

そして忙しい時期にお断りするほど忙しくなれば
あなたのお店の事を気になっているけど
まだ来ていない見込み客は
「ここ混んでるなぁ、忙しそうだなぁ
 よほど上手なのか?」
とお店の前を通った時などに見られて
「今は混んでるから今度この店に来てみよう」
と更に暇な時期を埋めてくれます。

ほとんどの経営者は暇になる時期に販促物を入れます。
でもそれは正しいお金の使い方ではありません。
だって10万掛けても明らかに回収できない時期ですもん。
販促物を入れえるのは回収しやすい時期
これ、鉄則です!
そしてその時期に出来なかった人や
その忙しさをお店の外で見ていた人が
結果的に暇な時期を埋めてくれます。

今1月半ば、これから1ヶ月。
2月半ばまでで、販促物を作り上げ
3月の忙しくなる時期にぶつければ
結果、3月に出来なかった人が
その後の暇な4,5,6月に来てくれますよ

今日からその準備に取り掛かりましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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それで本当に伝わる?

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From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日はまた何があったのかっていうぐらい
暇な1日で、でもたまっていた事務仕事を
一気に片付けれたので
ちょっと気分がすっきりしました。

スタッフもPOPを書いたり
各々時間を過ごしていました。

そこでなかなかいい題材があったので
そこから今日の内容を引っ張りたいと思います。

よくチラシやPOPはどんな字で書いたらいいか?
という質問を受けます。
要はフォントですね
フォントとは字体の事
ワードなどを使っている人はわかるでしょうが
ゴシック体や明朝体など
色々な字体があります。

その中でどの字体が一番いいか?
という質問ですが、はっきり言って字体は関係ありません。
その証拠にあなたが普段買い物をするときに
「これ、明朝体でキレイに書いてあるから買ってみよう」
なんて商品を選んだ事なんてないですよね?

お客様も同じです。
文字よりも内容です。
ですが事によって、フォントよりも
書き方にこだわった方がいいという事を
今日初めてスタッフに気づかされました。

例えば3つの封筒に
「ひみつ」
「ヒミツ」
「秘密」
と書かれていてどれか1つだけ開けてもいい
と言われたらどれを開けますか?

この3つ意味は同じですが
私は漢字で書いた「秘密」に
他の2つよりも貴重で重要な秘密が
入ってるんじゃないか?
と思ってしまいます。

「ケータイ」
「携帯」
どちらの方が大事にしたいですか?

言葉の響きも意味も全く同じでも
伝わり方が違ってきませんか?

漢字を使えばいいというわけではありません。
要はひらがな・カタカナ・漢字を
伝えたい文章によって上手に使い分けないと
文章の内容が良くても
意味が軽くなってしまったり
勘違いしてとらえられてしまう事もあるのです。

あなたのお店のPOPやチラシなどの
販促物を見返してください。

難しいですが初めて見るお客様のつもりで
見ないと意味がありません。

その文字で本当に伝えたい事が
初めて読んだ人(専門知識の全くない素人)
に、的確に伝わるか?
もう一度確認してみてください。

思わぬ落とし穴があって
もったいない事をしているかもしれませんよ

販促物は文章もさることながら
フォントではなく
“使う文字”にこだわってみましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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テスト

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日は結構攻めた内容の記事でしたが
「そんなお客様を断るなんて」
「今まで受けるのが当たり前だと思っていた」
など、色々な反響がありました。

考え方は人それぞれで
あなたのお店のルールを決めるのはあなたなので
私の意見をすべて取り入れろなんて
無茶な事は言いません。

ただそういう考えもあるんだ
くらいに気に留めておいてください。

それだけでもあなたの考え方の視野が広がりますよ。

さて、今日は昨日書ききれなかった続きの
「チラシの存在理由」のお話です。

なぜクーポンを持ってこなかったら割引を受け付けないか?

販促物は常に反応率を計測しなくてはいけません。
チラシ、DM、看板、サイト、POP
色々な種類がありますが
それをやったことによってどのくらいの反応があったのか
その反応率をあなたは毎回出していますか?

ドコに何枚チラシを撒いて新規がそのクーポンを持って何人来たのか?
何枚ハガキを出して何枚戻ってきたのか?
ホームページから何人予約が入ったのか?
POPに書いた商品がいくつ売れたのか?

それを常に計測しなくてはいけません。
なぜかというと無駄なお金を使わないようにする為。

例えばチラシ1つ取っても
A地区に1000枚撒いて10人新規が来た
B地区は同じだけ撒いて3人しか来なかった
だとしたらその次はA地区に集中的に巻いた方が
反応率は高くなる
結果B地区に無駄なチラシを撒かずに済みます。

チラシを撒いたけど30人は来ると思ったが
10人しか来なかったとします。
そうしたら何がいけなかったのか?
撒く地域がいけなかったのか?
タイミングがいけなかったのか?
チラシの内容がいけなかったのか?
チラシの大きさがいけなかったのか?
ポスティングの方がよかったんじゃないか?
など、何が良くて何がいけなかったのかを
推測して次はもっと精度の良い
反応率の高いチラシを配布しなくてはいけません。

それには今回作った販促物の反応率を
きっちり集計しなくてはいけないのです。

販促物は毎回テストだと思ってやってください。
ここにこれだけの内容でこれだけ撒けばこのくらい来るだろう。
その予想と結果がどのくらいずれていたのか?
そのずれの原因はどこにあるのか?
それを修正してまた予想して結果と照らし合わせる。

それを繰り返していけば同じお金を掛けても
リターンがどんどん大きくなっていきます。
10万円使って5万円しか稼げないと
悲しいですし意味ないじゃんと思ってやめてしまいますが
10万円掛けて30万円稼げれば楽しいですよね?

でもいきなり1回目からそんな数字はなかなか出せません。
だから毎回予想と結果を精査して
反応率の良い販促物が作れるようになっていくのです。

だから後で集計の取れない割引をすると
正確な精査が出来なくなり
あなたの販促物のスキルアップのチャンスを
邪魔する事になります。

どうせ同じお金を掛けるなら
売上もそうですが
その結果を真摯にとらえて
それを踏まえて次はどうするか?
あなたの成長の場にしましょう

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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境界線はどこ?

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from東京郊外の自宅より

おはようございます。
能重です。

昨日はなぜかわかりませんが
気が狂ったように忙しかったです。

移転オープンしてちょうど1年が過ぎて
気になるなぁと様子を見ていた見込み客が
3連休前に出した新聞折り込みチラシに
反応してきたようでした。

ウチはチラシの目玉的な部分に矯正などの高いメニューしか
載せていません。
だからチラシ見たんですけど、と
予約が来るときは比較的単価の高いメニューが多いです。

そんな中で昨日最終受付間際に
予約が入っていたお客様が来店されて
「クーポン忘れたんだけど引いてもらえます?」
と言われました。

もしあなたのお店でこのようなシチュエーションになったら
どう対応しますか?
たぶんほとんどのお店では
「構わないですよ、引いておきますね。」
と言って受けてしまうでしょう。

でも私はお断りしました。
それでは定価での施術になります。
とキッパリ言いました。

そのお客様は、今までのチラシも全部取ってあったし
予約する時見てそのまま置いてきちゃった
とブツブツ言っていましたが
私は券がないと割引出来ない事を伝えると
じゃあまた来ます、と帰っていきました。

なぜそのお客様を受けなかったか?
それは境界線とチラシの存在理由の問題です。
こちらとしては今回だけサービスと思ってやってあげても
お客様としてはそれが当たり前だくらいにしか思っていません。
そうなると更に色々な事を言ってきます。

例えば予約に遅れてきても平気
スタンプカードをなくしても
今までの分押して新しいのをくれ
など、信じられない事を平気で言ってきます。

ウチは受付終了時間を1分でも過ぎたら予約があっても
受付を断ります。
1分くらいいいじゃない。と言いますが
じゃあその人は何分までならセーフで
何分過ぎたら諦めるのでしょうか?

あなたのお店のルールはあなたが決めてください
決してお客様が決める事ではありません。

遅く来ても受けてしまえば同じ金額で
スタッフに残業代も払わなければいけない
光熱費も余分にかかります。
要はあなたの利益を捨ててまでやらなくてはいけないのです。

そしてそういった人はどんどんエスカレートしていきます。
時間や金額など一回許してしまうと
人はどんどん甘えます。

この時間にやってくれ
この金額でやってくれ

そんな事を言う人は本当のお客様ではありません。
よく考えてください。
そのお客様を施術する事は簡単な事です。
でも私が言いたいのは
あなたのお店に行きたいために
仕事を早退したり、自分の休みを使ったりして
来ているお客様もいるんです。
遅刻しそうで急いで来てくれる人もいる
一生懸命節約をしてやっと貯まって
あなたのお店に行くことを楽しみにしている人もいます。

そうやって自分のスケジュールやお金を調節して
来てくれる人に対して
自分の都合を前面に押し出して
こちらを合わせさせようとする人を
施術する事は非常に失礼な事だと私は思います。

あなたはあなたのお店の本当のお客様を
大事にしていますか?

無理難題を押し付けてくる人のいう事を聞いて
サービスした気になっていませんか?

是非自分の仕事に自信を持って
あなたの仕事を本当に求めているお客様に
精一杯施術できる環境を自分で作っていきましょう。

長くなってしまったので
チラシの存在理由については
明日書く事にします。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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プロならではの知識

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from東京郊外の自宅より

おはようございます。
能重です。

先日スマホを落として壊してしまいました。
スマホというか私が使っているのはタブレットなのですが
そんなに高くない位置から手が滑って落下したのですが
落ちた角度が悪かったらしく
液晶にヒビが入って触っても何の反応もしなくなり
使い物にならなくなってしまいました。

そしてパソコンで何か直す方法はないか?
直らなかったとしてもデータだけでも
引き抜く方法はないか?
いろいろ探してみたんですが
どうにもならなそうだったので
昨日ドコモショップにどういった解決策があるか
聞きにに行ってみました。

運よく保険に入っていたので
5000円で新品と交換
しかも私が持っていた機種の在庫がないので
それより1つ新しい機種で、という
なんともラッキーな結果に。

もしダメならその1つ新しい機種の
番号が入っていないものをオークションで買って
内蔵カードを入れ替えて使おうかと思っていたのです。
しかもその新しい機種は
5万円前後!
結果的に1/10の金額で
1つ新しい機種を手に入れる事が出来ました。

さぁ、後はどうやって液晶が反応しないスマホから
データを抜き出すか?

そこでドコモショップに入ったら
なんと全部ではないのですが
8割くらいデータを抜くことに成功。
自分の中では5割くらい出せればいいかな、と
思っていたので大満足です。

さて、その方法とは
パソコンのマウスに変換コードを付けて
スマホに刺し、タッチパネルではなく
マウスで操作をする。
というやり方。

その手があったか~~!という感じでした。

でもプロの中ではそんなにたいしたアイデアでは
ないみたいでした。

でも素人の私からしたら
裏ワザ中の裏ワザみたいな
まさにプロの技を垣間見た瞬間でした。

でもその店員さんの中では当たり前の知識でも
素人のお客さんの中では目から鱗
というのは、我々も良く日常である事ですよね?

このスタイルにはこのスタイリング剤がいいですよ
こう乾かすときれいに決まりますよ

美容師ならだれもが知っている当たり前の事も
素人のお客様から見たら
やっぱりプロは違うねぇと思う。

お客様は素人
だから知らなくて当たり前です。
人は自分が知っている知識は
周りのみんな当たり前に知っているだろう
と思っています。

でもその知識はほとんどの人が知らない情報です。
だから「こんな事知っているだろうな」
と思った事でもおせっかいなくらい
お客様に教えてあげましょう。

それだけであなたはプロで広く深い知識を持っている
だからそんな詳しい人にやってもらいたい
と思われて、再来・指名につながっていきますよ

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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価値を伝える

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日朝のニュースを見ていたら
衝撃的な言葉を耳にしました。

今漆業界が危機的状況らしいです。
そしてイギリス人女性が漆の魅力に取りつかれて
弟子入りし、技を極めて漆文化を絶やさない活動を
しているというコーナーでした。

今では食器も安くなったり
中国産の漆器(出来があまり良くない物)の上に
1回日本産の漆を塗って
さも日本物です、みたいな顔をして
高い金額で売っている
これでは産業として絶対に長続きしない
と言っていました。

そしてその漆を使ったお椀がいくらするでしょう。
何と15000円です。
セットではなく1つ15000円
今あなたは高い!と思いましたか?
私はそのTVを見ていて、正直高い!と思いました

でもその後そのままそのコーナーを見ていたら
実は思ったよりも高くはないのではないか?
と思ってしまったのです。

初めてその番組で知ったのですが
漆という物はすごく丈夫で
普通に使っても100年は使えるものだそうです。

そしてその後そのイギリス人女性は衝撃的な一言を発しました。
「あなたのスマートフォンはいくらですか?
だいたい6万円くらいですよね?
そのスマートフォン1台でこのお椀が4つ買えます。
でもそのスマートフォンは数年で買い換えてしまいますよね?
数年しか使えない6万円と100年使える15000円。
本当に安いのはどっちなんでしょうね?」

一般的に買い物をする時は価格で比較します。
でもその価格だけで比較すると
買ったその時は安いかもしれないですが
長い目で見ると結果的に高い買い物をした
という事も多々あります。

それこそスマートフォンも容量が低い方が安いし
容量が多い方が高いです。
当たり前ですが容量が多い方が
より多くのデータを蓄える事が出来る。

でも買う時は安い方、と選んで
最終的には写真も撮れず、新しいアプリを入れる事も出来ず
結局新しいのに買い換える
と言う話も珍しい事ではありません。

安い物を買えたつもりでも
すぐにまた次のを買わなければいけない状況が
はたして本当に安い物を買った事になるのか?

我々の仕事で置き換えると
市販のカラー剤を買って自分で染めて安い
と思っているお客様も
しっかり染まっていない、傷む、自分でやるのが大変、すぐに白くなる
という事をちゃんと教えてあげて
それは本当に安いんですか?

1度お店でしっかり染めた方が長持ちするし
痛みは少ないし結果的に安いですよ

と教えてあげるだけでホームカラーを止めさせることも可能です。

外国人に日本の文化を教えてもらいながら
商売についても教わってしまいました。

是非あなたも長い目で見た価値をお客様に教えてあげてください。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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天秤にかけて

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

今年に入って初の3連休の真ん中です。
明日は成人式ですね。
地域によっては今日が成人式で
今このメールが届いている時には
お店の中が戦争状態のお店もあると思います。

あなたのお店では成人式の受付をしていますか?
もし受け付けているのであれば
たった今大忙しか、明日の今頃は
大変な事になっている事でしょう。

でもウチのお店では成人式の受付はしていません。
今は美容室でもやっている所とやっていない所と別れると思います。

なぜやらないのか?
それにはいくつかの理由があります。

昔修業時代に働いていたお店では
成人式の受付をしていました。
まだ成人式が1月15日の時代です。

その日は早朝3時くらいに出勤してお昼くらいまでの
営業で普段の営業よりも明確に仕上げなくてはいけない
時間が決まっているので
文字通り戦争状態でした。

地元でもそれなりに知れたお店だったので
30人から40人の成人がアップをしたり着付けをしたりを
まだ何もできない私は準備や片づけをしながら
ボーっと見ていました。
その時代から約20年経ちましたが
時代はめまぐるしく変わりました。

私も使われる側から使う側に変わり
美容室の件数も増え
成人式の日にちも変わり
他業界が参入してきた。

そんな時代の流れから
私は成人式の受付をしないと決めました。

理由は
呉服屋、貸衣装屋の独占状態
土地によって開催日が違うから
早朝営業日数が増える
でも成人の人数は決まっているから旨味が倍になる訳ではない
着付けスペースの確保が困難
準備の大変さ
ヘアスタイル・メイクのルーズ化
美容室の低価格化
高齢化社会による新成人の減少

以上のような時代の変化から
旨味が昔よりも確実に少なくなっている事により
受付していないのです。

もちろんすべてがデメリットばかりではありませんが
それをやるのに掛かる費用、時間に対して
メリットが小さすぎると判断したからです。

これは成人式なんか辞めてしまえという話ではありません。

何をやるにもメリット・デメリットが発生します。
それをあなたが目先のお金だけでなく
長い目で見てお金も時間も投資する価値があるかどうか?
それを天秤に掛けなくてはいけないんです。

これをもっと良く考えて
今までやっていたから何となく今年もやる
やった事がないからメリットがあるが手を出さない
ではなく
過去は関係なく今の時代・流れに対して
これはやる意味があるのか、ないのか?

会社が繁栄できるか出来ないか

最終的に通帳の残高が増えるか増えないか?

経営者としてその部分をよく考えて
1つ1つ決断していくだけで
1年後のあなたのお店は驚くほど変化しています。

周りがやっているから、今までやっていたからではなく
あなたのお店のお客様が本当に喜んでくれるかどうかを
判断基準に掲げましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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報告していますか?

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

先日お客様で某大手ホームセンターで働いている方が来ました。
私の家の近くにもありいつ行ってもお客さんでいっぱいなのですが
その方の口から
「今状況が相当やばくてコストカットが半端じゃない」
「残業禁止で帰されるんだけど仕事が終わってなくて
 帰されるから結局たまっていってどうすんだろ・・・」
と聞きました。

???
なぜ?
はたから見てたら全然そんな風には見えないんですが。

入口からそこそこ離れたところでないと
車がいつも停めれないくらい混んでいるんですよ。

なぜそんなに混んでいるのに
そんなにコストカットをしなければいけないほどヤバいのか?

もちろんコストカットは経営上利益を出す為には
必要な事ですがやりすぎると
そのしわ寄せはどこへ向かうのか?

それはお客様に向かいます。
まず残業なしでスタッフを減らせば
どうしても接客がおろそかになります。
照明を全部点けずに間引けば暗くなります。
空調が低ければ寒くて買い物どころではありません。

結局無意味な値引きをして
安く買える分、嫌な思いをするのはお客様
そして接客悪いし暗くて寒い所なんて
行きたくないので再来率が下がります。

もっと再来させるには更なる値引きが必要になるでしょう。
暗くても寒くてもこの値段だったらしょうがない
とお客様に思わせる圧倒的な金額を用意しなくてはいけません。

そうすればもっと利益は減っていきます。

値引きがすべて悪いとは言いません。
ただ、全てに理由が必要です。

お客様はいちいちお店の事を考えてはくれません。
他にお店なんていくらでもあるし
そのお店で買わなきゃいけない理由などないのです。

だからこそ逆にあなたのお店に来なければいけない理由を
明確に打ち出してあげれば
他のお店に行く理由はないので一人勝ち出来ます。

そのお店の最大の間違いは
消費税が5%から8%に上がった時です。
そのお店は5%のままの価格で値段を変えなかった。

要は上がった3%分は全部会社が被る形になりました。
それは別に構わないんです。
でもそれをお客様に告知しなかった。

ハッキリ言って買う側からしたら
3%分なんてそんなに得した感がありません。
普通に買い物していたらスルーされてしまうくらいの金額です。

でもその税率が変わった時に
「ウチは税率が変わっても値上げしません。
だから他のお店よりも安く買えますよ。」
としつこいくらいに告知をしていけば
初めてそこで
安いんなら行こう、という普段あまり来ない
お客様も取り込める
そうなってやっと薄利多売が成り立つわけです。

あなたのお店でもサービスでやっているけど
告知していない事はありませんか?
それは非常にもったいない事です。

ちょっとしたことでも
「サービスでやっておきますね」
と伝えるだけで
へぇ、気が利くな。と思ってもらえますが
何も言わなければ何をされているか
わからないままスルーされて終わりです。

あなたがお客様の為にしている事を
どんどんお客様に教えてあげましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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ご一緒にいかがですか?

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from会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

お正月休みのうちに衝動買いをしてしまったものの
報告を募集したところ
数々の報告を頂きました。

その中から今日は1つ紹介したいと思います。

その方は本を11冊買ったそうです。
なぜ11冊??
微妙な数字ですよね?

元々その方は今まで本を読む習慣がなかったが
年が明けて今年は月に最低3冊本を読もう
と目標をたてたようです。

そこで前から知人から聞いていた経営本を1冊買いました。
そうしたら今だけキャンペーンで
10冊まとめて買うと今だけ25%OFF
という割引に惹かれて
合計11冊買ったそうです。

もう1月も1/3が終わりますが
その方の予定ではそろそろ1冊目が読み終わっていないと
ペース的に苦しいですがどうなんでしょうか?

なぜ11冊も買ってしまったのか?
(買ってしまったと言ったら過ちみたいで語弊があるかな?)

そこには巧妙なからくりがあります。
10冊買うと25%OFFというのは
何も買っていない人には使う事の出来ないキャンペーンです。

それはなぜか?
いきなり何の興味もない人に
10冊で25%OFFと言っても
「そんなに読めねぇよ」と言って
スルーされて終わりです。

ですが1冊買ったという事は
その本やそのジャンルに興味のある人です。

同じ割引をするのなら
興味がある人に勧めた方が
購入率は高まりますよね。

更にこの10冊というのがまたポイントです。
何冊買っても25%引きではダメなんです。

1冊2000円だとしても10冊で2万円
25%引きで5千円引きで15000円
5000円って相当デカくないですか?
でもきっちり15000円払っているわけです。
本で1人から15000円って中々売れない数字です。
でも5000円引きと考えたら
「やった、得した!」と思うわけです。

これが1冊でも割引で2千円の25%で
500円引きだとそんなもんかって感じがします。

支払っている金額は高いのに
お客様は得したと思う。
ここで本の感想を読んだ後にアンケートを取れば
個人情報が入手できて新作が出来たら
その住所にDMでも送れば
更に購入してもらえる確率が高まる。
これが正しい割引の仕方です。

今の美容室は割引割引のオンパレード
定価なんて存在しない架空の金額のお店が
どれほどあるでしょうか?

そもそも人は興味がない物はいくら安くても買いません。
どんなに安くても興味がない物は
100円だろうが高いと感じてしまうんです。
だっていらないんですもん。

それでも客数を集める為にその後の対策も
お客様が得した!を思ってくれるトリックもなく
何の条件もなくただ割引するのは
あなたの利益を現金でお客様に上げているのと同じですよ。

何の策もない無意味な割引はやめましょう。

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