あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
期限を守る
from会社の事務所より
おはようございます。
能重です。
先日ウチのお店でスタッフが
店前の看板を作成するのに
営業終了後残って作っていました。
私はそういった作業を残ってやるのが好きではありません。
なるべく営業中の手が空いた時間に
済ませて仕事が終わったらサッと帰り
プライベートも充実させなければ
次の日もいい仕事ができないと考えるからです。
でもそのスタッフはスイッチのオンオフ
仕事のメリハリをつけるのがものすごく下手で
話が脱線し始めるとどこまでも行ってしまい
結果できていないという事が多々あります。
そして気が付けば期限ギリギリで
まるで夏休みの宿題のように
最後に日に残ってやっています。
販促物の作成は期限を設けなければ
絶対に出来上がりません。
今の看板が入学式関連の事が書いてあったので
必然的に入学式が終わってしまえば
そこが期限になってしまいます。
それまでに作らなければと
色々な資料を引っ張り出したりしながら
考えているようなんですが
大掃除の時に写真を見つけたように
目的とそれた事に集中し始めて
いつの間にか目的と全く違う事を
一生懸命やっていたりもします。
でも一生懸命やっていたとしても
今やるべき事と違う事だったら意味がありません。
でも私は一切口出しはしません。
期限に間に合わなかった時に
そこで初めてなぜ間に合わなかったのか?
を懇々と問い詰めます。
もうわかったから、と言われても
問い詰める手をゆるめません。
でもそれを続けると
自分で解決策が見つけれるんです。
私は何も言いません。
全て聞きます。
なぜできなかったのか?
なぜ他の事をしてしまったのか?
本当に時間は足りなかったのか?
質問攻めにします。
それに答えていると
そのスタッフ本人が自分で答えを見つけるんです。
じゃあ俺が出した指示じゃなく
自分で思いついた事だから
次回からそれを自分でやりなさいよ
という事になるのです。
いつまでも指示を出していたら
いつまでも指示を出されないと動けないスタッフから
抜け出れません。
行動はいつでも自発的でなければならないのです。
そしてもう1つ
販促物を手早く作ってしまうコツ。
販促物は1度作ったら終わりではありません。
季節が変わったり流行が変われば
また作り直さなければいけません。
皆1つ出来上がったら
満足感に包まれてゴールを迎えます。
だからダメなんです。
1つ出来たその勢いで
そのまま次のシーズンの物を作り始めてしまえばいいんです。
1度ガッツリオフにしてしまうから
またエンジンが掛かるまでに時間が掛かってしまうのです。
だから出来上がった余韻で
そのまま作り続ければ
必ず次のシーズンの期限に間に合います。
是非スタッフにそういった指示を出してみてください。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
2015年4月6日(11:29 AM) | カテゴリー:スタッフを育てよう
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