あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
いい物はいい、ダメなものはダメ
from会社の事務所より
おはようございます。
能重です。
先日のお休みの日にいつも行っている
果物屋さんに行きました。
そのお店はちょっと変わった売り出し方をしているのですが
当店はチラシの配布は一切いたしません。
チラシ作成の金額が掛からない分
他店よりも安い金額で商品を提供しています。
と思いっきり謳っています。
今の新しいオシャレなスーパーではなく
言葉は悪いですが昭和のスーパーのような佇まいで
隣にプレハブみたいな別館があって
そこは果物専門のお店になっています。
そこの店員さんがめっちゃいい人で
安くて物がいいのは確かなのですが
その店員さんを信用してそのお店に行っている
と言っても過言ではありません。
なぜそのお店に通うかというと
まず1つとして果物の事に関して
何を聞いても即答で返事が返ってくるという事
その店員さんは見た感じまだ30手前の
若いお兄さんといった感じなのですが
それにしても詳しいです。
更に聞いた事+αの情報を付けて
返答してくれます。
これとこれの違いってなんですか?
この品種の特徴はなんですか?
なんて聞いてもすぐに答えてくれて
「この品種は固く歯ごたえがあります。
どんなのが好きですか?」
『甘いのが好きです』
「だったらこれよりこっちの品種の方がいいですよ」
なんて答えてくれます。
やはり餅は餅屋で素人が勘で選ぶよりも
その道のプロに聞いた方が間違いはありません。
そういったやり取りを毎回してくれるので
いつもおいしい物が食べられます。
そして先日の会話であったのですが
「リンゴ下さい」と言ったら
『今時期は高くて物もあまり良くないですよ』
と返答が返ってきました。
でも店頭に普通にリンゴが並んでて
売られているんですよ。
普通の店員さんなら、はいと言って
売っておしまいだと思いますが
この店員さんは敢えてデメリットも
ちゃんと知らせてくれるんです。
これ、なかなか出来ない事ですが
これをやるといい事がたくさんあります。
まず普通のお店では自分のお店のデメリットなんて言いません。
でも逆にいい事ばかり言ってても嘘くさくなる。
それを言ってる本人は気付いていない。
だからこそデメリットまでお客様に伝えてあげると
真実味が増します。
信用できるんです。
そしてデメリットを伝えないで売って
例えばリンゴだったら帰って食べてみて
「うわっ、高いのに旨くない。あそこの店ダメじゃん」
と捉えられてしまいますが
ちゃんとそれを報告して、それでも買うと言って買えば
多少美味しくなくてもそれは了承済みなので
腹も立ちません。
メリットデメリットはお客様によって違います。
美容室のメニューは全て裏表です。
縮毛矯正を掛ければサラサラでおさまりがよくなるけど
ボリュームが出ずらくなる。
カラーをすれば若く見えるけど髪が傷む。
そのデメリットをお客様にしっかりと伝えて
信用を勝ち取りましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
2015年5月9日(9:10 AM) | カテゴリー:売上が上がらない理由
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