新規客の集まるチラシの作り方 その２

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

さて、昨日は
お客様はそもそもあなたのお店の事を知らない
それを知らせる事によって初めて
行くか行かないか？
を考える段階になる
というお話をしました。

どの経営者さんもチラシに取り掛かろうと
なった時に、どういった文章にしようか？
とものすごい時間を費やして考えます。

でも本当はこの時点で作る順番を間違えているのです。
だからチラシを撒いてもそんなに反応が取れない
そしてチラシというツールが悪いわけじゃないのに
「チラシなんかじゃやっぱりお客さん来ないや」
と宣伝する事を止めてしまい
結果新規客が更に来なくなるという悪循環になります。

文章を考える前に考えなければいけない
大事な事が２つあるんです。
それは
「誰に読んでもらうか？」と
「いつ読んでもらうか？」
この２点になります。
これを考えずにいきなり文章を考えるから
空振りに終わるんです。

誰に読んでもらうか？
あなたのお店のコンセプトやこだわり
得意な客層などがあると思います。
そしてその人が読みやすい文章にしなければいけないわけです。
逆に言ったらあなたのお店のコンセプトに外れる人には
来てもらってはいけないのです。

例えばあなたのお店が単価１万円以上の
ラグジュアリーサロンだったとして
安い・早いが大好きなお客様が来たらどうしますか？
上質に居心地のいい空間で最高のスタイルをと
一生懸命提供してもそもそもその人は
そんなものを望んでもいないし
逆に時間が掛かって高い料金だと
嫌がります。

カット２千円以下の低単価サロンに
自分に似合う髪型を癒しながらやってほしい
という人が来てもその望みが叶えられる事はありません。

こうやって自分のお店のコンセプトから
外れたお客様が来ると
どんなに一生懸命施術をしても
その人にとっては迷惑以外の何物でもないのです。

下手したらクレームが来たり
悪い口コミを流されかねません。

だからまずあなたのお店に相応しいお客様を設定します。
今来店しているお得意様を思い浮かべてもいいかもしれません。

その人１人に対して問いかけるような文章内容にしなければ
反応率は高くならないのです。

普段のメールを思い出してください。
家族・スタッフ・先輩・お客様など
色々な間柄の人に同じ内容の文章を送るとします。
そうしたら敬語で送ったりタメ口で送ったり
相手によって言葉の端々を伝わりやすいように変えますよね？

それが「誰に読んでもらうか？」を決めて
その人に伝わりやすい文章にするという事です。

是非まず文章を考える前に誰に読んでもらうかを決めましょう。

「いつ読んでもらうか？」は
明日お届けします。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

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2015年5月30日（9:16 AM） | カテゴリー：新規客を増やして売上を上げる