目先の利益ばかり追うと儲からない

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

昨日一昨日と今月初めの土日で
ウチのお店は見事なスタートダッシュを切りました。

今年に入ってずっと週休２日で来ていたのに
先々週から３週間、週１休みが続き
そしてお店が忙しく
体力的にはヘロヘロになりつつあります。

そして週１日の明日の休みは
セミナー活動で朝から新橋でセミナーです。
でもやはり時間とお金を掛けてでも
私の話を聞きたいと思っている人が
いてくれる以上、高いテンションになってしまいます。
明日のセミナーも有益な情報をバラ撒きますよ

さて、梅雨が明けてから半月が経ちますが
連日の猛暑でお客様も汗だくで
店内に入ってきますよね。

クーラーの効いた店の中から
外を眺めていると
「いい天気だなぁ」くらいにしか
感じませんが、１歩外に出ると
立ちくらみするほど暑いです。

そしてニュースでは連日「今年最高気温」を
連呼しています。
そして今日一番高い気温を観測したのは
ドコどこです。としきりに言っています。

そんな中で一時群馬県館林市が
「日本で１番暑い街」として
しきりにＰＲしていました。

そしてＴＶ局のワイドショーなども
こぞってレポーターを送り「暑い、暑い」と
繰り返していた結果、
「どんなに暑いもんか」と観光客が押し寄せたらしいです。
数年それを続けた結果
館林市にどんな事が訪れたか知っていますか？

何と１番住みたくないランキングで
１位を取ってしまいました。

観光客を呼び込む為に
「日本一暑い」と連呼したために
逆に日本一住みたくない町の称号を手に入れてしまった
何という皮肉でしょう。
観光客と言う目先の利益を追求したばっかりに
住民と言うお得意様を逃してしまった。
という事になりました。

でもこれって経営でも同じ事が言えるのです。
新規客が集まらないから過度な値引きを続け
その値引きをした時だけ
お客様はどっと押し寄せ、
待たされるお客様は増え、技術も適当になり
営業が終わってレジを締めたら
値引きばかりだから大した売り上げになっていない

そして値引きを止めた途端
店内はガラガラ
そんなお店が後を絶ちません。

値引きが完全に悪とは言いません。
値引きによってお客様を集めて
個人情報やメールアドレスを集めて
その情報から再来を増やす為のノウハウがあったり
値引きをするにしても
高いメニューだけにして
値引きしても採算が合うような
設定が出来て入ればの話です。

そういった長い目で見て利益が取れる仕組みが
出来ていないのに目先の利益の為
集客の為に割引値引きをするから
いつまで経っても通帳の残高が増えないのです。

目先の利益ではなく
長い目で見た経営を心掛けましょう。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2015年8月3日（4:12 PM） | カテゴリー：儲かるお店とそうでないお店