アイデアはその辺にゴロゴロ落ちている

From会社の事務所より

おはようございます。
能重です。

１週間前にスタッフが
身内の結婚式で那須に行ってきました。

そして明けて帰ってきて
色々お土産を買ってきてくれました。

お店でみんなで食べる用と
スタッフ個人個人に向けて。

私は白いご飯が大好きです。
それを察してか
ご飯にかける専用のタレを買ってきてくれました。

貰ったその日の晩御飯で食べたのですが
ウナギのタレのような
天丼のタレのような
ノリの佃煮のような
確かにご飯が進む味でした。

そして次の日に「美味しかった」と
報告したら
「だってそのお土産屋さんで唯一
　POPが貼ってあって
『大人用と子供用があるけど
　私は子供用の方が好き。
　これだけでご飯１０杯食べれます』
　って書いてあったから～」
と言っていました。

そして「じゃあそのお店に完全にノセられたね」
と言ったらそこで初めて気付いたらしく
非常に悔しがっていました。

なぜかと言うと、そのスタッフは
ウチのお店でPOPの全てを任せている人で
今まで数々の名作を作り上げてきたスタッフです。

だからこそ自分でも気づかないうちに
そのお土産屋さんの策略にハマって
買わされたのが悔しかったようです。

でもね、本来はそこで悔しがる必要なんてないんです。
むしろ感謝しなければいけない。

なぜかと言うと
頭の中の空想で「こう書いたらこう捉えてくれるだろうなぁ」
という予想ではなく
生で本当にお客さんの立場で

POPを読む
　　↓
興味を引く
　　↓
手に取ってレジまで持って行く
　　↓
お金を払う

という体験が出来たのだから。

その気持ちは普段自分のお店に
来ているお客様と同じ気持ち。

だからそれはそれで純粋に引っかかっていい。

そしてその後、
なぜPOPを読んでしまったのか？
どの部分に興味が惹かれたのか？
どういう気分でレジまで持って行き
お金を払ったのか？
よく思い出してみる。

それと同じ事を思わせるような
POPを書けばあなたと同じように
お客様が行動に移してくれるよ。
となるわけです。

自分がお客さんの時は
一番学べるときなのです。

経営の本やPOPの書き方
もちろんこのメールマガジンもそうですが
どの店でも万能に使えるネタと言う物は皆無です。

良い所悪い所、使える店、使えないネタなど
お店の立地やコンセプトによって様々

でも自分が本当にお客さんの立場で
受けた感情はいい事も悪い事も
必ず自分のお店で応用できます。

やはり現場が一番学べる場なんです。

皆それを今はお客だから関係ない
とスルーしているから
自分のお店で販促物を作ろうとした時に
作る側と読む側の目線・視点に
ズレが生じて反応の低い物になってしまうのです。

自分がお客の時に
学びのアンテナを高く張るようにしましょう。
そうすればアイデアと言う物は
あなたが想像するよりも
身近にゴロゴロしていますよ。

あなたの美容室が繁盛する事を応援してます。

追伸
そんなアイデアを拾いまくって
あなたのお店で応用できるように
まとめたネタ帳を一挙公開
コチラをチェックしてみて下さい。
→http://www.no105040.com/support.html

2015年10月17日（10:17 AM） | カテゴリー：売上が上がらない理由