あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
言いずらい事ほど先に言おう
From会社の事務所より
おはようございます。
能重です。
昨日あんまり若くない
でも昔結構頑張ってた風な
女性のお客様が来店しました。
かなり明るめの色でご来店
でもすでにムラムラで
それを1色に統一したい
でもお金はこれだけしかない
よろしく
みたいな注文でした。
初めは断れと言いましたが
カウンセリングを続けて
取りあえず施術する事になりました。
施術するのはいいのですが
あとでごねられると面倒なので
その部分は先に処理してもらっておきました。
この『先に』というのが大事なポイントなんです。
もしかしたら全体均一な色にならないかもしれない
思ったより暗く入るかも
必ずしも希望と全く同じ色にはならない
それでも良ければ染めますよ
という確認を先に取っておかなければ
いけないんです。
注文されたとして
「うわぁ、これはハードル高いなぁ
もしかしたら同じ色にならないかも」
と思ったとしても、それを口に出さずに
「わかりました、じゃあ始めます」
とあなたが言ってしまえば
お客様はそれが出来ると思ってしまいます。
そのまま施術して仕上がってから
「ここは元々〇〇だったからこんなもんだねぇ」
「傷みがあったからこんな感じで」
なんて後から言っても
お客様にとってはただの言い訳にしか聞こえないです。
聞こえないというかただのいいわけです。
それでも先にそうなる可能性がある物を
全て言っておいて
それでもかまわないというのであれば
施術してもいいと思いますが
もし仮に先に言っておけば
そうなる可能性があるなら止めようかな
となる事もあります。
やってしまってから
直せだのなんだの言われても
無駄な仕事が増えるだけです。
でも先に言っておけば
やっぱりこんな感じが限界です
と言ってもいいわけにはならずに
そのまま終わる事が出来ます。
よく経営本なんかでありますが
クレームはもらった方がいい
なんて書いてあったりもしますが
そんなのはウソです。
クレームなんてなければないに越した事はありません。
というかクレームのほとんどが
タダの説明不足です。
先にきっちり説明しておけば
ほとんどが起きないようなクレームばかりです。
クレームは確かに客観的な意見として
参考になる事もあるかもしれませんが
でもなければない方がいいです。
その為には
「これ、ちょっと言いづらいぁ」
と思った事を全て先に言っておくという事
これだけで今まであったクレームの
8割は回避できますよ。
面倒な事はなるべく避けた方が賢明です。
是非常に先回りして説明していきましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
追伸
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2015年11月29日(11:19 AM) | カテゴリー:経営者のやるべき事
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