あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
切る事の大切さ その2
前回の続きになりますが
『招かれざる客』はお断り
のお話です。
前回はコンセプトと違うお客様が
来店すると本来そのコンセプトが
好きで来て下さったお客様が来なくなってしまう
というお話でした。
今回はその逆のお話です。
本来コンセプトがあって
でももっと客数を増やしたいから
誰でも来てくださいって販促物に
書いて明らかにコンセプトとは違う
お客様が来店しました。
例えばですが前回と同様に
癒しがテーマのお店に
時間がなくて急いでる方が来ました。
でも断るのはもったいないから受けました。
そこは癒しに力を入れている訳ですから
一生懸命やる=丁寧に時間をかけて優しく施術する。
になっていくわけです。
リピートしてほしいから頑張って接客する
=もっと丁寧にもっと時間をかけて・・・
そうしたらその急いでるお客様は
どう感じるでしょうか?
ゴチャゴチャいらねぇからサッサとやれや!
って思うでしょうね。
逆にリラックスしたい人が速さが売りの
お店に行ったら、もう終わりかいっ!?
手ぇ抜かれたのか?と思うでしょう。
頑張れば頑張るほど相手を怒らせる結果になるんです。
そして帰ってから
『あそこの店トロ臭いわぁ』とか
悪い口コミがボンボン飛び出すんです。
前回からのおさらいをすると
コンセプトに合っていないお客様を招き入れてしまうと
そのコンセプトが好きで来ている人は
居場所を失ってしまう。
コンセプトにあっていない人は
頑張れば頑張るほど悪循環
悪い口コミ言い放題
結果、コンセプトに合っている人と
そうでない人、両方失客してしまう
という、最悪の展開になってしまうのです。
たぶん美容師をやっていれば
コンセプトは別にしても
静かなお客様をゆっくり施術している時に
声の大きいおしゃべり好きなお客様が来店した時
『うわぁ、今来ないでほしかった・・・』
なんて思った事、1度や2度はあるんじゃないでしょうか?
自分のお店にとって大事なお客様に
お店に来つづけて頂く為にも
そうでないお客様を切る勇気を持ちましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
2013年11月21日(2:07 PM) | カテゴリー:経営者のやるべき事
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