それをやる意味は？

先日ウチのアシスタントの女の子が

縮毛矯正の１液を塗る前の準備をしていました。

そしてフェイスクリームを塗って

『おねがいしま~す』

まぁ普通に塗って放置です。

その放置時間の間に

なぜフェイスクリームを塗ったのか聞いてみました。

そうしたら

『流れで他の薬剤塗布のメニューも塗るから』

との答えが返ってきました。

では何の為にフェイスクリームを塗るのか？

そのお店によって解釈は違うでしょうが

ウチは、皮膚への薬剤の沈着を防ぐため。

では、矯正は地肌に薬剤を塗るのか？

はい、塗りません。

という事は薬剤沈着も起きません。

結果無駄な仕事になっている訳です。

でもこれ、無駄な事しやがって、コノヤロー!!

って話ではないんです。

全てのメニューにそのお店お店の

段取りや手順があると思います。

このタイミングでシャンプーをする

ドライカットはお流しする前、後？

そのお店それぞれ手順は違っていいんです。

でも、なぜその順番にしたか。

なぜそれはやってこれはやらないって決めたか？

例えばどのメニューにもシャンプーがつかなくて

つけるなら別料金って店もあります。

それにはそのお店の狙いがあるんでしょう。

でも、他の店もやってるからウチもやっとこう

って決め方もあると思います。

それでも別に構いません。

では！！

ここからが大事！！！

そのこれからやる事をお客様に伝えていますか?

例えばそのフェイスクリーム１つとっても

皮膚に薬がついて沁みるといけないから

保護のクリーム塗っときますねぇ

となぜやるかの意味を理解しながら

行動していれば塗らなかったかもしれない

塗ったとしてもその一言を加えていれば

どこの店もやっている当たり前の事なのに

お客様はいつも説明を受けてないから

この店はこんなことまで考えてやってくれるんだぁ

って勝手に好感度を上げてくれます。

美容師、美容室としては当たり前の事でも

全てこれからやる事に対しては

その意味も一緒に説明していきましょう。

あそこのお店は丁寧って思ってもらえて

リピート率がぐんと上がりますよ。

あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。

2013年12月6日（8:07 AM） | カテゴリー：再来客を増やして売上を上げる