あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
「嘘」と「演出」は違う
From支店の事務所より
おはようございます。
能重です。
なんだかすっきりとしない天気が
続く関東ですが
先週は北海道で雪が降ったり
鳥取で大きな地震があったりと
やはりどんなに頑張っても
人は自然の力には勝てないという事を
改めて実感させられます。
そしてそういった自然の流れに
身を任せたり、時には抗いながら
経営もしていかなければいけません。
そこで今日はその
自然「っぽい」環境を自ら作ろう
というお話です。
ほとんどの美容室では
予約制を採用していると思いますが
予約の電話が掛かってきて
お客様に都合のいい時間帯を聞いた時に
言われた時間をすんなり聞き入れている
なんて事はありませんか?
ましてや、ちょっと予約が入っていて
厳しいけど無理やりねじ込むなんて事
まさかやっていませんよね?
これをやっているから繁盛しなくなる
という事はありませんが
必ずしもお客様が希望した時間を
聞き入れる事が最上のサービスという事とは
繋がりません。
なぜかというと
これは日本人特有の心理的な問題なのですが
行列しているお店だと
「この店混んでるなぁ、そんなにいいのかな」
と思いませんか?
人が沢山いる=いい事をやっている=自分もそれを体験してみたい
という発想に変わっていきます。
でもこの行列、本当に人気で
自然的に出来た物なのか
お店側が意図的に作ったものなのか
わからないところもあります。
メジャーな所で言うと
カウンターのみのラーメン屋さんで
席の数を減らして1度に入店できる
客数を制限して、結果的に
待ち時間を増やし行列を作る
なんて事をやっているお店もある
という事を聞いたことがあります。
ですが並んでいる人や
その行列を見た人は
「そんなに並ぶって事はさぞかしおいしいのかな?」
と思うわけです。
思うというか、お店側に
思わされていると言った方が
正しいでしょうか?
もちろん美容室は予約制のお店が
ほとんどなので
お店の前に列を為すという感じはありませんが
ちょっとした電話の受け答えで
そういった雰囲気を醸し出す事は出来ます。
例えば13時に予約したいというお客様から
電話が来たとします。
普通に予約が受けれる状態だとしても
「少々お待ちください」といったん電話を
保留にして、さも確認しているような雰囲気を醸し出す。
そして通話に切り替えて
「今確認した所そのお時間でしたらちょうどあと一席空いています」
というだけで
「そんなに混んでるんだ、でも取れてよかった」
と思いませんか?
そこで来店した時にあまりお客様がいなかったとしても
「急なキャンセルが入っちゃって」
とでも言っておけばいいんです。
嘘には2種類あって
誰かが損をする、騙す目的の嘘と
人間関係を円滑にする嘘があります。
そしてこの場合は後者なので
誰にも迷惑を掛けない
嘘というよりは「演出」です。
そうやってお客様が
「やった」「得した」と思うような
「演出」をどんどん仕掛けていきましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
追伸
人の心理を上手く擽って
繁盛店に導く方法はこちら
→http://www.no105040.com/support.html
2016年10月23日(12:35 PM) | カテゴリー:購買心理学