あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
同じ数字で違う価値
From支店の事務所より
おはようございます。
能重です。
月・火と新メニュー導入の為
都内にセミナーを受けに行っていました。
去年は経営の勉強、売上を上げる為の知識など
座って話を聞いてノートを取るような
セミナーに沢山参加していたのですが
今年は新メニュー導入を
たくさんしていこうと思っているので
自分で行動して体験して
技術を覚えていくセミナーに
数多く参加しています。
やはりそういう所に行くと
これから新しい事を覚えて
更に売上を伸ばして行こうと
考えている方が多いので
そういった新しい出会いも
かなりの刺激になります。
そうやって内部・外部からたくさんの刺激を受けて
自分が成長する為に
行動あるのみです。
さて、先日のメールマガジンで
利益を上げる為の
支払いを下げる事の重要性について
書いてみたのですが
世の中にはたくさんの
売上を上げる事を学べるセミナーや
経営本が出ている一方
支払いを減らす項目を
学べるものが少ないからなのか
その部分をもう少し掘り下げてほしいという声を
会員さんからいただいたので
支払いを減らす事で
どんないい事が起きるかを
今日は書いていきたいと思います。
例えばちょっとガスや水道を気を付けたり
材料を必要以上に使わないように節約して
3千円の支払いが浮いたとします。
このくらいの金額はちょっと努力すれば
どのお店も浮かせられると思います。
これがどのくらいのお金か
あなたは想像したことがありますか?
ちょっと質問がざっくり過ぎましたかね?
もしこの浮いた3千円を浮かさずに支払って
その分売上から確保しようとしたら
どのくらいの労力が必要か?
という事です。
例えば店販商品で3千円の利益を出すとしたら
商品の仕入れが7掛けで入ってくるとすれば
1万円分の商品を売らなければいけません。
1万円分の商品を売るのに
POPを作ったりその商品の内容を調べたり
お客様に細かく説明したり
どれだけの労力が必要でしょうか?
ではカットで3千円の利益を得るには?
1人カットが3500円だとして
1時間掛けたとすれば
そのスタッフの人件費
照明やドライヤーなどの電気代
シャンプーの為の材料やガス・水道代
などを差し引いたら
千円残るか残らないかくらいの計算になります。
という事は3千円の利益を出すには
少なくとも3人以上のお客様を
3時間以上の施術をして
こなさなければいけないのです。
そしてやはり1万円以上の売上を上げなければ
3千円という利益は確保できない。
わかりますか?
売上の3千円と支払いの3千円は
全く価値が違います。
支払いを千円下げると
それは売上として
3倍以上の施術をしたのと
同等の価値になるという事です。
だからまずは売上を上げる事よりも
今の支払いにどれだけ無駄があるかを
考える事をお勧めします。
それだけで仕事の労力の
3倍のお金を手元に残す事が出来ますから。
同じ数字でも価値の違う数字がある
という事を理解しましょう。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
追伸
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2017年4月12日(9:52 AM) | カテゴリー:儲かるお店とそうでないお店