あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
自由は不自由
おはようございます、能重です。
私の知り合いで7年間1つの会社に勤め
今年の5月に退社し就職活動をしながら
3か月間ダラダラと長い夏休みを過ごしている人がいます。
まぁ自宅の家事をそこそこ手伝いながらも
1か月前に資格を取ろうという事でPC教室に通い始め
Excelの資格を取得する為に1日3時間勉強しています。
毎日自由気ままに過ごしています。
ですが本人に聞くと
「暇だ、つまらん、今日が何曜日だかもわからん」
とぼやいております。
元々やっていた仕事がサービス業の管理職だったため
連休もままならず、土日休みなんて夢のまた夢
そんな人が急に超が付くほどの大型連休を
手に入れたものだから
仕事を辞めてすぐにバリに一人旅に行ったり
相手の都合が合えば遊びに行ってたりしていました。
昨日のお昼にランチをする事になったのですが
バリにも行ったし友達とも遊んでいるけど
なんかあんまりおもしろくない
そうぼやいていました。
こういう仕事をしているからかそう聞くと
やはり色々心理的な理由を探ってしまうんです。
そして出た結論が
それは仕事をしていないからだ
毎日が休みで、その中で遊んでも旅行に行っても
環境が多少違ったとしても休みの延長
みっちり仕事をしていてその中で
旅行に行けばたとえ海外じゃなくても
昨日(仕事の日)と今日(旅行当日)のギャップは半端じゃない
そのギャップがデカければデカいほど
今自分は特別な事をしている
と言う実感が強くなり楽しさも倍増する。
そんな答えが出てきました。
要はメリハリ。
だからあなたも普段はぎっちり仕事をして
経営戦略や販促で脳に汗をかき
OFFは体を使って遊ぶ
そうすればその反動はさらに大きい物となります。
時間は山ほどある、何でもできる
と言う自由は裏を返せば結果何もしていないという
不自由へと向かっていきます。
美容師のような接客業をしているとサラリーマンのお客様で
お盆や正月で10日ぐらい休みだけど
結局何もしなかった、何処へも行かなかった
と言う人、結構いませんか?
沢山ありすぎるといつでも行けるからと
思っている間に終わってしまいます。
要は希少価値。
時間は長さではなく密度。
より濃い時間を過ごしてください。
これはお客様も同じ事。
中々やってもらえない人気店だと余計に行ってみたいと思いませんか?
いつでも行ける空いている店だといつでも行けるから
今日じゃなくてもいいや、と先送りにされます。
あなたのお店でもレア感を出してください。
曜日限定、タイムサービス、〇〇限定など
自由にさせない事が来店のきっかけになったりもします。
そういった心理的な事でお客様を呼ぶこともできますよ。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
2014年9月6日(5:05 AM) | カテゴリー:購買心理学