あなたの美容室が繁盛する事を応援します!
・現役美容室経営者
・購買心理アドバイザー
高校卒業と同時に美容室に入社し人生の中で唯一挫折せずに続いている仕事、美容師経営者になり、視点が変わりどうしたらお客様が集まるか物が売れるかを人間心理から考える、購買心理アドバイザー
常に他に奉仕しながら髪に対して心を込める
そんな意味を込めた
常奉髪心
正確な説明の大事さ
おはようございます。
能重です。
私はラーメンが好きです。
ちょっとお客様から「あそこ美味しいよ」と聞こうもんなら
ある程度の距離であれば行ってしまいます。
でも昨今のラーメンブームもあると思いますが
同じラーメンと言ってもそのお店のコンセプトが違えば
もう違う食べ物じゃん、っていうくらい全然違いますよね。
まぁそれがそのお店の個性となっているんでしょうが。
ですがそのコンセプトや個性が正確に伝えられていないお店が
とても多く感じます。
感じるというかお客側からの立場でよく実感します。
よくあるのが『先に言っておいてくれてればこれ頼んだのになぁ』
とか『思ってたのと違う』と思う時。
例えば
小 200g
並 300g
大盛450g
特盛600g
という表記。
毎日ラーメンを作っている人は200gがどのくらいか
パッと想像がつきますが一般の素人では想像がつきません。
よく食べている人なら大体の想像はつきますが
お店によって麺を茹でる前で300gと
茹でた後の300g、どちらで設定しているかも違います。
そうなると「えっ、多くね?」とか「少なッ!」とかなったりするんです。
我々美容室だとそういった事がもっと頻繁に起こります。
長め、短めも人によって基準が違うし
色の明るい、暗いも基準が違います。
短くと言われたから切ったら短過ぎと言われたり
暗くと言ったがちょっと暗すぎる
など、カウンセリングの時にちょっと深くツッコんで聞けば
そんなミスはないのですがたまに起きてしまう事故です。
そこには本当はあなたがどこからの長さが長いと言うジャンルに含めるか?
どのくらいから明るいに入るかなど
あなたの基準は必要ありません。
結局はお客様がどのくらいの長さにしたいか
どのくらいの明るさにしたいか
を的確に聞き出さなくてはいけないのです。
最終のゴール地点をしっかり聞き出して
そのゴールに向かう為にはどんなメニューで
どんな技術を使って向かっていくか?
そこはお客様には関係なくあなたの知識、経験から
導き出した技術で成功に向かっていきます。
はじめにどういったゴールに向かいたいか?
それを正確に聞きだし、お客様に納得してもらってから
施術を始める。
それが成功への第一歩であり絶対条件なのです。
それにはあなたの想いではなくお客様が思っている事を
話せる質問を用意しておかなくてはいけません。
どのくらい切りますか? 2cmで
ではダメです。
どのくらい明るくしますか? 今より少し明るく
少しってどのくらいでしょう。
これが聞き出せるようになるだけで
失敗や失客はかなり減るようになります。
あなたの美容室が繁盛する事を応援しています。
2014年9月19日(12:40 PM) | カテゴリー:購買心理学
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